松田広子の作品一覧
「松田広子」の「最後のイタコ」「山本まゆりの八戸イタコ紀行」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
とても語ることが難しい本に出会ってしまった。上手く言語化できる気がしないが試みる。
松田さん自身が最後のイタコにならないようにと、イタコのことについて書き記した本。彼女がイタコを目指そうとした経緯、仕事の内容について知ることができる。読めば読むほど自分の想像していたイタコ像から離れていき、読み終わるころには「想像していたよりもちゃんとした仕事だったな…」となった。
元はイタコについての理解度を深めたいという理由で読み始めたのだが、松田さんの気骨あふれるエピソードに驚いてしまったり、仕事に対する姿勢に感銘を受けたり、依頼者・相談者とのエピソードに笑ったりした。個人的には恐山で結婚式した人の話は一番印象に残っている。
また、章と章の間にあるコラムで郷土史家による専門的な補足がされているので、学術的な理解も深めやすい。「オシラサマが空を飛んだ」話が掲載されているあたりのコラムは特に面白い。不覚にも笑わされてしまった。
その他にも、取り残されてしまった人間の死者との向き合い方、失われつつあるイタコの伝統についても考えさせられた。
と、このようにイタコのことについて以外も盛りだくさんな本であったため、とっ散らかった感想になってしまったがとても面白い本である。詩を扱っている本ではあるものの、重すぎたりしないので読みやすい。おすすめできる本。
※現在、紙の本は手に入らないが電子書籍で手に入る
おもしろかった
すごく不思議な話なんだけど、
おもしろかった。
こういう世界があるんだなあ。
イタコとか興味なかったけど、
この本で読んだら、なんか良かった。