マハティールモハマドの作品一覧
「マハティールモハマド」の「立ち上がれ日本人」「マハティール 百年の思想 イスラーム、日本、脱植民地主義への道」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
1981年から22年間「ルックイースト」をスローガンにマレーシアを先進国の一員へと導いた元首相・マハティール。序章は2004年に都立国際高校が修学旅行で訪れた際に彼が話されたスピーチ。彼は日本人以上に日本のことを知っているしこの国の行く末を危惧しているように見受けられる。アジアの国から見た「日本」の記述は新鮮だったし勇気付けられた。盛田昭夫(ソニー)、松下幸之助をとりわけ尊敬するという彼だが、日本人のくせに彼らによる恩恵を感謝する若者はあまりいない。戦後復興の目覚しさを目の当たりにした彼だからこそ今のフリーターやニートが増加の一途をたどる状況に警鐘したいのかも知れない。「フリーターが国を滅ぼす」という題はとても過激だと思ったけど、やっぱりすごく問題なんだと思う。巨大な潜在力を内包している「眠れる獅子」中国。アジアにおいては今度中国・東南アジア・日本という区分で形成されていく.これまで中国にたいしてもそこまで興味があったわけではないけど、13億人という人口と世界の真ん中に位置する地形上の優位性から間違いなく経済大国になるということは当然の帰結。そしてイスラム教を巡る宗教・テロについての彼の考え。2001年9月1日のテロについては私なりにもっと考えをまとめたいんだけど、いろんな考え方があって正直どれが正しいのか分からない。この本にあるようにアフガン侵攻がただアメリカがその権力の見せつけのためにやったテロ撲滅という大義名分のもとの空虚な戦争だったとしたならば本当にアホらしくて笑えちゃう。アメリカ政府に易々と追随する日本政府は如何なものか...。この9.11を契機にアジアの形勢も変化を見せ始めたらしい。
日本は戦争の贖罪意識から解放されるべきだ」と説くものの、旧宗主国には強硬姿勢を窺わせるのでやっぱり外交問題は一触即発のぎりぎりのラインで均衡を保つような難しいものなんだと思った。
日本の戦後史についてもっと知りたいと痛感しました。
Posted by ブクログ
20年前くらいの本。それでもアジアのひとつの国の首相が日本や日本人のことをそういう風に見ていたんだと、新たな側面を気づかせてくれた。というより、私たちが忘れかけてた大切なことを思い出させてくれた。そんな感じ。
為替の操作でひとつの国が急落するお話は読んでいて胸がきゅうっとなった。知らなかった。本当に知らなかった。日本は、安定した大きな国だったんだと気づいた。
ずっとその環境にいると気づかなかったな。
あらためてマレーシアに来てみて、日本との違いを切に感じる。どちらがいいとか悪いとかじゃないけど、日本は統制がとれた国だと実感する。ひとりひとりがマナーを守ろうとするところも日本の良さだ。まあ、行き過ぎになったり、自分さえ良ければいいと思うようなならず者もいたりはするけど。それでも、皆電車に乗る時は降りる人を待ってから乗る。
暗いニュースが目立つから日本はもうおしまいです...みたいな雰囲気ある。たぶん、この本は政府が、若者が、じゃなくて日本人の自分よもっと自信を持て!ということを伝えたいんだろう。
生きていくのは結局自分自身。
政府がやらかしてたり若者が頼りにならなかったり老害がいたりしても、なんとかしていく。
不満ばかり言ってても仕方ないしね!