作品一覧

  • 新聞記者、本屋になる
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    新聞記者だった著者はいかにしてひとり本屋を始めることができたのか。定年目前の58歳、子どもは3歳、書店員経験は0。第二の人生、妻の反対を押し切って本屋に転身する。取り立てての読書家ではなく、書店開業が定年後の夢だったわけでもないという著者は、自分が本屋を始めた理由より、本屋を始めた方法を伝えることのほうが意味があるのではないかと書く。すべての書店開業希望者に贈る、夢ありほろ苦さありの実践的本屋開業記。

ユーザーレビュー

  • 新聞記者、本屋になる

    Posted by ブクログ

    いわゆるデザイナーズ系本屋とでも言うので
    しょうか、店主の指向が販売している本の選
    定に反映されている個人経営の本屋が増えて
    います。

    この本でも58歳にして新聞記者を退社した後
    に始めた本屋開業までの道のりと、その後の
    本屋店主としての日常が綴られています。

    古本屋ですと何となく暗いイメージが付きま
    といますが、新刊本屋しかもカフェも併設と
    なると今時っぽくて、ちょっと行ってみよう
    かな、という気になります。

    開業記としてのビジネス本でもあるし、本と
    の出会いを大切にする店主のエッセイとして
    も楽しめる一冊です。

    0
    2022年08月22日
  • 新聞記者、本屋になる

    Posted by ブクログ

    私の密かな夢、本屋を開くこと。
    本屋さんが開店するまでや
    人との交流やイベントなど、
    勉強になることが多かった。
    何歳からでも始めるのに遅いことは、ないんだ。

    0
    2021年12月26日
  • 新聞記者、本屋になる

    Posted by ブクログ

    本屋を始めるのは難しくない。でも続けるのは難しい。
    という言葉が印象に残る。

    書店経験や商売経験なく本屋を始めているのは勇気が出る。

    読書好きでなくても本屋は始められる。というのも勇気が出る。

    たまに本屋になりたいと思ったときに読み返したい本

    0
    2022年12月20日
  • 新聞記者、本屋になる

    Posted by ブクログ

     私は都心の大型書店に14年勤めていた。業務量は膨大だったが、販売・接客と在庫管理に集中していればいい。財務のことや仕入れ計算は担当の部署がやってくれる。個人経営の書店ではそうはいかないだろう。
     現在所属する就労移行支援事業所でブックカフェを開業する話が持ち上がっており、事前になるべく最近書店を開いた人の話が知りたくて本書を読んだ。「自分一人でできる範囲のことをする」というポリシーに徹し、シンプルで居心地のいい店を作って日々営業しているのがゆったりとした文面から伝わってくる。それでも本の売上だけではやっていけないという事情もあり、多くのイベントの開催や、飲み物や雑貨などの併売を一人で切り盛り

    0
    2022年04月21日
  • 新聞記者、本屋になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     最近の小さなトレンドに、本屋さん物があるような気がする。けっこう色々でている。
     新聞記者からの転職。そういう生き方を選んだというのは、他にはない個性である。
     ただ、どういうのか、「なぜ」という所の掘り下げが、それほど深くない気がする。第三者が、彼の生き方を探る。奥さんにも、きちんと取材する。そういう補助線があったら。

    0
    2022年04月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!