落合博のレビュー一覧

  • 新聞記者、本屋になる

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    いわゆるデザイナーズ系本屋とでも言うので
    しょうか、店主の指向が販売している本の選
    定に反映されている個人経営の本屋が増えて
    います。

    この本でも58歳にして新聞記者を退社した後
    に始めた本屋開業までの道のりと、その後の
    本屋店主としての日常が綴られています。

    古本屋ですと何となく暗いイメージが付きま
    といますが、新刊本屋しかもカフェも併設と
    なると今時っぽくて、ちょっと行ってみよう
    かな、という気になります。

    開業記としてのビジネス本でもあるし、本と
    の出会いを大切にする店主のエッセイとして
    も楽しめる一冊です。

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    2022年08月22日
  • 新聞記者、本屋になる

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    私の密かな夢、本屋を開くこと。
    本屋さんが開店するまでや
    人との交流やイベントなど、
    勉強になることが多かった。
    何歳からでも始めるのに遅いことは、ないんだ。

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    2021年12月26日
  • 新聞記者、本屋になる

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    本屋を始めるのは難しくない。でも続けるのは難しい。
    という言葉が印象に残る。

    書店経験や商売経験なく本屋を始めているのは勇気が出る。

    読書好きでなくても本屋は始められる。というのも勇気が出る。

    たまに本屋になりたいと思ったときに読み返したい本

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    2022年12月20日
  • 新聞記者、本屋になる

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     私は都心の大型書店に14年勤めていた。業務量は膨大だったが、販売・接客と在庫管理に集中していればいい。財務のことや仕入れ計算は担当の部署がやってくれる。個人経営の書店ではそうはいかないだろう。
     現在所属する就労移行支援事業所でブックカフェを開業する話が持ち上がっており、事前になるべく最近書店を開いた人の話が知りたくて本書を読んだ。「自分一人でできる範囲のことをする」というポリシーに徹し、シンプルで居心地のいい店を作って日々営業しているのがゆったりとした文面から伝わってくる。それでも本の売上だけではやっていけないという事情もあり、多くのイベントの開催や、飲み物や雑貨などの併売を一人で切り盛り

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    2022年04月21日
  • 新聞記者、本屋になる

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    ネタバレ

     最近の小さなトレンドに、本屋さん物があるような気がする。けっこう色々でている。
     新聞記者からの転職。そういう生き方を選んだというのは、他にはない個性である。
     ただ、どういうのか、「なぜ」という所の掘り下げが、それほど深くない気がする。第三者が、彼の生き方を探る。奥さんにも、きちんと取材する。そういう補助線があったら。

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    2022年04月11日
  • 新聞記者、本屋になる

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    新聞記者を退職して特に夢というわけでもないけど本屋を始めたという人のエッセイ。
    本屋を始めた理由より方法を伝えたい、とある。

    商いのなんたるかを教われるほど実用ではないが参考にはなる。
    でもそれより、やってみたい気持ちになるのが良い。

    すごくひさしぶりにちゃんと本を読んだ。
    文が読みやすい。
    本屋の話というより本屋をしているこの人の語りだから著者に興味を持たないうちは面白くなかったけどそれでも読みやすい。

    どういう場を作りたいか、が一番大事かな。

    ちょいちょいでてくる妻の描写が失礼で愛なんだろうけどイラっとくる。
    いやー尻にしかれてますよワッハッハという昭和感をマイルドにした感じ。

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    2022年01月04日
  • 新聞記者、本屋になる

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    帯の「本屋開業記」のとおり、物件探しから開業後のお金のことまで書いてあり興味深く読みました。本屋以外でも将来起業を考えているような方にとって参考になる点はあるかと。
    また、フェミニズムに関するくだりなど、ところどころに著者の人生観のようなものが表れており読み物としても楽しめました。

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    2021年12月06日
  • 新聞記者、本屋になる

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    本屋経験無しの状態で新聞記者から本屋へ。
    開店前からその後までが綴られる。
    どこか淡白ながら、楽しんで暮らしと商いをされている様子がうかがえる。

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    2021年11月19日
  • 新聞記者、本屋になる

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    ◉極私的話
    還暦まであと2年。正確には22ヶ月。個人事業主ゆえ別に定年(退職)があるわけでない。まだまだ働きたい。それも、クライアントからお座敷に声がかかってこその話。そのためには面倒臭いおっさんにならないようにしないと。とは言え、還暦前のザワザワ感、なんだろ?

    〈還暦60歳=赤のちゃんちゃんこ着用〉のあの映像がチラつく。最近はTシャツとか天狗パンツとか…数多ある還暦グッズ、あの類いのプレゼントは勘弁して欲しい。もう、すでに決めてる。麻布テーラーで上質な生地で赤のギンガムチェックのボタンダウンシャツをオーダーしようと決めてる。自腹で。

    とにかく、いよいよ齢60か…という感慨に、否が応でも浸

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    2021年11月14日
  • 新聞記者、本屋になる

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    新聞記者から本屋に転身した著者の、オープン前から店を続ける中でのエピソードが、つづられている。
    本屋としてのこだわりが書かれている5章が興味深かった。「読書が好きな人に職業として本屋はお薦めしない。本なんて読んでる時間はないからだ。」辛い現実。
    パートナーの稼ぎも大事。
    やってみたら、なんとかなるのかもしれない。一番大事なのは合っていること(正解)よりも、合っていると信じて踏み出すこと(自信、矜持)だと感じた。

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    2025年01月26日
  • 新聞記者、本屋になる

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    元毎日新聞の記者であった著者が定年を目前に脱サラして新刊書店を始めるまでの経緯やその後の経過を綴った書店開業記。書店業と並行してライティングの個人レッスンを開くなど、書くことへの拘りは文面からひしひしと伝わってくるものの、書物や書店に対する情熱のようなものは今ひとつ感じ取れず、何がここまで著者を突き動かすのか只々不思議に思うばかり。文中から偏屈な性格が随所に見て取れるものの、様々な独立系書店経営者の意見を柔軟に取り入れたり、積極的に店内イベントを開催するなど、そのフットワークの軽さには見習うべき点が多い。

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    2023年06月21日
  • 新聞記者、本屋になる

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    定年目前の58歳で、書店員経験ゼロから本屋になった著者の、新聞記者時代から本屋開業期、そして本屋になった現在に至る奮闘記である。

    どんな商売をしていても、どんな職業に就いていても、一番大切なのは人と人のつながりなんだなぁと感じた。

    今朝のテレビ番組で養老先生がおっしゃっていた言葉が心に響いた。
    他人とうまく付き合うには…
    自分が心地良いと思う関係でいること!
    他人のせいにしたり、他人を変えようとしたりせずに、自分が気持ち良くなれるように心掛けていると、自然と良い関係が築ける。
    正確には思い出せないけれど、確かこんな感じだったと思う。
    このことを愛猫から学んだという点も素敵だ。

    『新聞記者

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    2022年01月04日
  • 新聞記者、本屋になる

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    2021年大晦日。
    来年に向けて新しいスタートをきりたい!

    そんな気持ちの時に見つけた一冊。

    定年を待たずして築いた自分の城。

    売りたい本が一冊でもあれば始めていい。
    と語る著者。

    組織に縛られない自由な生き方が羨ましくもあり、希望でもある。

    やっぱり本は人を豊かにする力がある!

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    2022年01月01日
  • 新聞記者、本屋になる

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    新聞記者時代の話も本屋の話も、どちらも興味深く読んだ。
    記者の知り合いが身近にいて個人的に詳しいため、記者時代の話はとくに「わかるわかる」となった。

    何かに受賞した本やベストセラーの本を一切置かない本屋さん。一体どんな本が並んでいるのか。ちょっと行ってみたくなった。東京は遠いけれど。

    本屋は正直どこも同じだと思ってきた。個人の書店、田舎なのでなかなかないけれど、見つけたらとりあえず入ってみようと思う。
    偶然の出会い、わたしも好きだ。
    本の出会いだけでなく、本屋との出会いも体験したい。

    そして本屋に限らず、編集者やライター、出版社もまだまだいろいろあるんだなあ。本の分野で活躍している人が本

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    2021年12月29日