勇嶺薫の作品一覧

「勇嶺薫」の「赤い夢の迷宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 赤い夢の迷宮
    3.5
    1巻869円 (税込)
    惨劇の同窓会の幕が開く――。ジュヴナイルミステリの第一人者が封印を解いた。ダークミステリ、衝撃作! 25年前、ぼくらは小学生だった。殺人鬼が出没する噂もあった街で、ぼくら7人は「やっておもしろいこと」を見せてくれる不思議な男OGの館に通った。地下室であれを見せられるまでは。OGからの招待状を受け取り、再会したぼくらは大人になっていた。7人を待ち受ける本物の惨劇。悪夢は始まっている。(講談社文庫)

ユーザーレビュー

  • 赤い夢の迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    はやみねかおる名義にはない大人のミステリー。夜に読んだのは間違いだったと思った、怖かった。トリック自体は、あたしが好きなはやみねかおる先生の大胆トリックも盛り込まれてて興奮した。

    0
    2018年02月23日
  • 赤い夢の迷宮

    Posted by ブクログ

    児童向けの推理小説を書いてきたはやみねかおるさんが、大人向けに書いた小説です。

    この作品は、主人公たちの小学生時代の思い出から書かれていて、自分も小学生の頃に戻った気持ちで読むことができました。やっぱりはやみねかおるさんの小説は、ドキドキ、ワクワクして、本を読む楽しさを思い出させてくれます。はやみねかおるさんの文章が大好きだと、改めて思いました。

    主人公たちが大人になった現在の話になると、“闇”の部分が見えてきます。読んでいて、自分ももう子どもではないのだと思い知ります。
    ミステリとしてもおもしろかったですが、誰もが持つ可能性のある“心の闇”について考えるきっかけにもなる小説でした。

    0
    2016年12月30日
  • 赤い夢の迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夢水清志朗シリーズでおなじみのはやみねかおるさんが勇嶺薫名義で書いた本格派ミステリー。まず、人がばったばったと何人も簡単に死ぬので、「人が死なないミステリー」を児童向けに書いてたはやみねかおるさんの作品とは全く違うと感じた。文体はあまり変わらないだけに、余計にストーリーの怖さを感じる。ラストシーンでは主人公が現実と夢の区別がつかなくなり錯乱した状態で終わっていると解釈したが、どのような解釈の仕方であれ後味が悪い終わり方だった。

    0
    2014年07月19日
  • 赤い夢の迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作者の勇嶺薫さん。「はやみねかおる」の名前で児童書を数多く執筆されている方だが今回この著書を初めて大人向けに書かれた。はじめの書き出しも児童書を読んでいるときのような読んでいて大変イメージできる描写で書かれていたが物語が進んで子どもの頃の本を読んで後が気になってどんどん読んでしまう感じがよく出ていた本。あっという間に読んでしまった。

    0
    2013年07月11日
  • 赤い夢の迷宮

    Posted by ブクログ

    ずっと昔に読んだのを久々に引っ張り出しました。オチは覚えていたのですけど案外あまり覚えてない箇所が多くて新鮮で、前よりもぞくっとする事が多かったと思います。

    0
    2013年07月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!