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  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って
    3.7
    色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。

ユーザーレビュー

  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って

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    色彩心理学という学問の歴史について書かれたような本。ニュートン「光学」とゲーテ「色彩論」を起点として,さまざまな理論が登場する。色彩工学の知識の補完に使える本。

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    2021年07月27日
  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。
    さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。
    この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。
    色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。

    [ 目次 ]
    第1章 ニュートンにおける光と色
    第2章 ゲーテの『色彩論』と視覚の諸現象
    第3章 化学者ドールトンと色覚異常研究
    第4章 ヤング‐ヘルムホルツの三色説
    第5章 

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    2011年04月06日
  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って

    Posted by ブクログ

    色は物理学的にどういうものなのか。
    色は人間にとってどういうふうに見えるのか。
    前者の出発点がニュートンで、後者の出発点がゲーテです。
    この2つの視点から、色について見ていきます。
    なので、最初の方は生物学寄りで、最期の方にかけて心理学寄りになるという構成です。

    色には色相、明度、彩度の3つのパラメータがあるとか、xy色度図とか、分かりそうで分からない話を、頭の中で位置づけることができるようになったように思います。

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    2023年01月09日
  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って

    Posted by ブクログ

    まったく専門外の事象をわかりやすく、興味が持てるように説明してくれるのが新書の醍醐味だと思うのだけど、そういう意味でこの本はとても良かった。タイトルから想像する以上に中身はかなり科学的な知見から構成されており、色彩に関する過去の主たる研究について文系の私でもすんなり読めるように構成されている。(数式なんかは理解できないので流し読みましたが…)ゲーテが色彩研究していたのも知らなかったし、色覚異常と、動物の色彩感覚に関する章はとくに興味深かった。

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    2016年06月25日
  • 色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って

    Posted by ブクログ

    色彩というのは、光が言葉(音)に変化する間に存在する「気配」の言語。

    そのような解釈から、言葉を司る職業に携わるものとしてオーラソーマに惹かれました。光と音の間で、「いのち」の会話が成立する。そこではすべての存在は対等で、平等であることができるような気がしています。

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    2012年07月26日

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