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  • 本気で考える火星の住み方
    3.5
    1巻880円 (税込)
    地下なら火星に住める可能性が!? 2020年代に入り、NASAをはじめとする宇宙機関が、地球にもっとも近い惑星である火星の探査を進め、次々と新発見が報告されています。 そこで、本書ではあの惑星探査機「はやぶさ」の開発メンバーが現時点で火星についてわかっていること、そして以前より模索されている「人類が火星に住める可能性」について、タイトル通り本気で検討・解説します。 本書を読んで、あなたも「地球にいながらできる宇宙旅行」に出かけてみませんか?

ユーザーレビュー

  • 本気で考える火星の住み方

    Posted by ブクログ

    はやぶさ計画のメンバーである著者が、タイトルの通りに火星の住み方を本気で考察し、意見を述べている。

    前半は火星と地球・太陽系との位置関係、火星の気象や特性データと人類による火星に対してのチャレンジ内容と成果をまとめている。

    後半では、「実際に火星に移住するとした
    ら」として著者の考えがまとめられており、火星の調査から訓練計画、人体への影響、メンタルヘルス、宇宙船、水・エネルギー、降りる場所・開発する場所、手順・方法などを、火星の特性を踏まえて具体的に述べている。

    なお、火星と地球の位置関係と公転軌道の都合から、780日に1回、火星への出発機会があるようだ。また、 現在の技術では8ヶ月程度

    0
    2025年03月13日
  • 本気で考える火星の住み方

    Posted by ブクログ

    火星に関する基礎知識と宇宙開発の歴史を知りたい方にはオススメの一冊。少なくとも、ド素人の私は十分に楽しめた。
    特に面白かったのは、19世紀後半のスキャパレリによる火星地図とローウェルの「運河」説だ。こんなワクワクする話を聞かされたら、「もしかして火星人もいるのでは?」と思わず期待してしまう。
    また、宇宙開発をめぐる米ソ中の競争の話も興味深かった。仮に火星へ移住できたとして、それでも人類は「富の分配をどうするか」とかで地球上と同じように争うのだろう。せっかく火星に移り住んでも、やる事が地球と同じなら意味がない。「心機一転、火星へ移住しよう!」なんて、そう簡単に割り切れる話でもないのだと痛感させら

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    2025年12月14日

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