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地下なら火星に住める可能性が!? 2020年代に入り、NASAをはじめとする宇宙機関が、地球にもっとも近い惑星である火星の探査を進め、次々と新発見が報告されています。 そこで、本書ではあの惑星探査機「はやぶさ」の開発メンバーが現時点で火星についてわかっていること、そして以前より模索されている「人類が火星に住める可能性」について、タイトル通り本気で検討・解説します。 本書を読んで、あなたも「地球にいながらできる宇宙旅行」に出かけてみませんか?
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Posted by ブクログ
はやぶさ計画のメンバーである著者が、タイトルの通りに火星の住み方を本気で考察し、意見を述べている。 前半は火星と地球・太陽系との位置関係、火星の気象や特性データと人類による火星に対してのチャレンジ内容と成果をまとめている。 後半では、「実際に火星に移住するとした ら」として著者の考えがまとめられ...続きを読むており、火星の調査から訓練計画、人体への影響、メンタルヘルス、宇宙船、水・エネルギー、降りる場所・開発する場所、手順・方法などを、火星の特性を踏まえて具体的に述べている。 なお、火星と地球の位置関係と公転軌道の都合から、780日に1回、火星への出発機会があるようだ。また、 現在の技術では8ヶ月程度を要するらしい。 宇宙開発は様々な問題解決の要素となり、宇宙移民は増えていく人口や環境問題を解決する手段になると思っている。 今は夢物語だが、火星などの地球以外の惑星への移住が現実になる時が来ると思う。その時には新たな資源を目的とした争いが起きてしまうのか、国境自体がなくなり共存繁栄していくのだろうか。
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本気で考える火星の住み方
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齋藤潤
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