作品一覧

  • ブラッド・ミュージック

    ブラッド・ミュージック

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,188円 (税込)
    遺伝子工学の天才ウラムは、自分の白血球をもとにコンピュータ業界が切望する生体素子を完成させた。だが、会社から実験中止を命じられたウラムは、みずから創造した“知能をもつ細胞”を捨てきれずに、体内に注射して研究所からもちだしてしまった……この新細胞ヌーサイトが人類の存在そのものを脅かすことになるとも知らずに! 奇才が新たなる進化のヴィジョンを壮大に描き、新時代の『幼年期の終り』と評された傑作
  • フィリップ・K・ディックの世界

    フィリップ・K・ディックの世界

    小説・文芸

    3.0
    1巻2,860円 (税込)
    何がほんとうだったのか?PKDの生涯の秘密、創作の背景――フィルの盟友ウィリアムズが長年の取材と鋭く深い洞察でフィル独自の世界観に迫った唯一無二のロング・インタビュー。
  • クローム襲撃〔新版〕

    クローム襲撃〔新版〕

    小説・文芸

    -
    1巻2,310円 (税込)
    ウィリアム・ギブスンによる伝説の初期短篇集 『ニューロマンサー』の原型たる表題作ほかサイバーパンクの真髄と電脳空間の綺想を堪能できる珠玉の十篇を収録。解説/円城塔
  • 臨済録のことば 禅の語録を読む

    臨済録のことば 禅の語録を読む

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,331円 (税込)
    問「仏とは何ぞや」 答「三斤の麻」  一見ちんぷんかんぷんなこの問答。禅問答とはこのように不可解で、それを考え抜くことこそが修行だと思われてきた。しかし、問答が生まれた唐代の文脈に戻すと、思いがけないほど明晰で合理的なやりとりが立ち上がってくる。「ありのままで仏であり、仏性とともに躍動し、己れの外に何ら求める必要のない自己」を説いた臨済の生きたことばが、今あざやかによみがえる!  唐代の禅僧、臨済義玄(?―866 / 867年)のことばを集めた『臨済録』は、我が国の臨済宗では「録中の王(語録の王)」とも称されてきた。しかし「聖典」となる以前、『臨済録』が本来伝えようとしたものは何だったのか。有名な「仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺す」は、何を意味しているのか。  夏目漱石や西田幾多郎、鈴木大拙など明治以降の知識人にも愛好され、欧米社会に輸出されて今やZENとして広く愛好されている禅理解は、いかなる解釈も受けつけぬ問答を旨とする宋代禅を起点としている。活気ある唐代禅から深淵な宋代禅へのダイナミックな転換、さらに日本の近代禅に続く禅問答の思想史を踏まえたうえで原典に向き合ったとき、『臨済録』の世界が了解可能な経験として、その豊かな姿を現し始める――。唐代禅の重要な特徴は「激烈な聖性否定の精神が、平凡な日常性の肯定と表裏一体になっている」ところにあると著者は言う。  いきいきとした現代語訳で、臨済のやりとりが目の前で繰り広げられているかのように、あざやかに描き出される。清新な語録の世界!(原本:『『臨済録』――禅の語録のことばと思想』岩波書店、2008年) 【本書の内容】 プロローグ――古典としての禅語録 第1部 「柏樹子」の思想史――書物の旅路 第一章 唐代の禅 第二章 宋代の禅――圜悟と大慧 第三章 『無門関』から日本近代の禅理解へ 第2部 『臨済録』導読――作品世界を読む 第一章 臨済の説法 第二章 事(じ)已(や)むを得ず――臨済院の説法 第三章 傍家波波地(ぼうけははじ)――自らを信じきれぬ者たち 第四章 未だ見処(けんじょ)有らざりし時――若き日の臨済 第五章 仏法無多子(むたす)――黄檗との因縁 第六章 ふたたび「祖師西来意」――祖仏と別ならず 第七章 無事(ぶじ)是れ貴人(きにん)――修行の否定と平常無事 第八章 無位の真人(しんにん) 第九章 空中の鈴の響き――臨済と普化 エピローグ――鈴木大拙と二〇世紀の禅

ユーザーレビュー

  • ブラッド・ミュージック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遺伝子工学で優れた能力を持つヴァージルは、自身の白血球をもとに、生体素子を作り上げ、研究所の人たちにバレないように持ちだした。彼が作り上げた細胞ヌーサイトは知能を持つ細胞であったが、この細胞が原因で、アメリカどころか人類を巻き込むほどの大災害が発生する。とくに終盤では、世界中の人々が犠牲になり、その影響で食糧不足、資源の枯渇など、人間の手によって人間同士を争うという、皮肉な結果を招いてしまった。科学技術の発展が、場合によって文明規模で衰退してしまうことが本作からうかがえる。

    0
    2025年07月26日
  • ブラッド・ミュージック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヴァージルが主人公の間の展開は身震いする恐ろしさで、細胞が学習していくのが脅威だった。全て学習し尽くされたら乗っ取られるという恐怖に追い立てられる。
    パンデミック要素も、コロナ禍を経験している今は身に迫ってくる。ワクチンの注射だってそう。ウイルスはあっという間に国境を越えてしまうものだし、意志を持ったヌーサイトならより簡単に全てをやってのけられる。
    バーナードが他人の記憶を見て、ヌーサイトの思考宇宙を知るシーンが衝撃だった。壮大すぎて胸がザワザワする。全ての記憶が内包される一つの生命体のような、その混じり合った様々な経験や記憶が共有されてずっと続いていく事実が胸を締め付けて、わけもなく涙が出そ

    0
    2023年01月14日
  • ブラッド・ミュージック

    Posted by ブクログ

    こんなに映画を見るようにイメージが思い浮かんだ読書ははじめて.... 缶詰を開けるには缶切りが必要!

    0
    2021年02月14日
  • ブラッド・ミュージック

    Posted by ブクログ

    ベアのまだ初々しさがある長編秀作
    表紙   6点上原 徹
    展開   8点1985年著作
    文章   8点
    内容 770点
    合計 792点

    0
    2016年03月02日
  • ブラッド・ミュージック

    Posted by ブクログ

    全然古臭くなくて面白かった。どきどきした。バイオテクノロジーで生まれた知性ある細胞群が、人体を、世界を侵食していく。
    初めは人体を自分のたちの住む世界としか考えていない彼らは、住処である人体を調べながら都合よく改変していく。このあたりはかなりグロテスクで怖く緊迫感がある。
    やがて人という存在を認識し、人とコミュニケーションを取り始める彼らだが、その辺りからストーリーは全く予想つかない領域に突入していく。人とは異なるミクロの世界を観測する彼らの影響力は凄まじく、人体のみならず世界法則にまで影響しはじめる。彼らは人を、世界をとう変えていってしまうのか。
    全く価値観の異なる知性体どうしの出会いと共生

    0
    2015年11月28日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET