作品一覧
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-堤一族の関係者だから書ける、内紛の真相! 西武鉄道グループは、鉄道事業分野というよりも、同グループの保有する不動産価値の高さ、都心の一等地に所有するプリンスホテル郡、そして、全国に広がるリゾート事業展開で、バブル期に注目を浴びた存在であった。しかし、2004年、不明朗なグループの組織や資産のあり方、コクド株の借用名義の問題も浮上し、グループ全体が非常事態におよぶ中、西武グループの総帥・堤義明は全役職を辞任する事態となり、西武グループとしては未曽有の混乱状態を呈することになった。 創業者・堤康次郎から続いたオーナー絶対思想で、堤一族が支配した西武グループはなぜ崩壊したのか。堤義明と西武流通グループ(のちのセゾングループ)を主宰した堤清二の宿命の反目の真相。本書は、堤一族の関係者である著書が、堤一族の闇の系譜を明かし、西武堤一族支配が崩壊に至るまでの内紛を総括した「西武王国解剖史」である。
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4.0古くは相模川の砂利運搬鉄道として活躍し、高度経済成長期には京浜工業地帯の労働力を支えるベッドタウンの通勤路線として、さらに近年では緑園都市やいずみ野線沿線などの住宅開発など、その時代時代によってさまざまな役割を果たしながら発展してきた相鉄。一地方私鉄から大手私鉄の一員となるなど、独自の発展を遂げ成長してきた相模鉄道を解説する。筆者は私鉄研究の第一人者であり、その独特の観点と正確な技術的知識は類書でも好評を得ている。さらに今に至る発展だけではなく、西谷から横浜羽沢駅を介したJR東海道線乗り入れや新横浜から東急線乗り入れの計画など、未来ある鉄道としての将来性に関しても解説を加えている。 ※この電子書籍は2014年11月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合、一部、記事や写真などが収録されていない場合がございますので、予めご了承ください。
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-2014年3月の東横線と東京メトロ、東武、西武、横浜高速の5社相互直通運転をはじめ、それに伴う渋谷駅の再開発など、東急を取り巻く環境はこの1年で大きく変化し、また今後も変化を続けていく。その東急電鉄について、あらためてその歴史や車両、運転、関連事業などを総合的に解説する1冊。常に鉄道界をリードしてきた車両技術の発展過程を現場でもっとも近くで携わっていた宮田氏の詳しい解説と、多くの私鉄関係図書の実績を持つ広岡氏の共著。 ※この電子書籍は2014年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
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5.0社運を賭けた成田スカイアクセスで勝負! 成田空港開港に振り回された歴史や東京ディズニーランドと京成の関係、 懐かしの青電、赤電など、京成電鉄のすべて <目次> まえがき 1 京成電鉄のプロフィール 成田スカイアクセスと不動産開発強化 一株益は大手民鉄トップ 昭和四十年代の経営多角化の余波 東京ディズニーランドと京成の関係 羽田空港再国際化と京成の今後 2 京成電鉄の歴史 純血経営の歴史 浅草への路線延長ならず 戦前の電灯電力事業 ハム、ソーセージから薬品まで 陸軍との密接な関係 戦後の沿線の都市化と地下鉄相互乗り入れ 川崎財閥と京成 ライバルはJR総武線 3 京成の車両 懐かしの青電、赤電 現有車両 ほか 4 京成グループ 新京成、北総、芝山、関東、筑波観光鉄道を傘下に 三井との密接な関係 京成百貨店、京成ホテル、ユアエルム 成田空港は京成にとって“諸刃の剣” 5 広い京成圏 なぜか茨城でホテル、百貨店、観光事業を展開 京成は、京成であって京葉ではない 6 京成の情景 阪神電車を思いださせるかつての京成 不思議に思えた上野公園をくりぬいた京成上野駅 ぜひとも上野に再びホテルを 乱立する千葉県の第三セクター 都交新宿線に乗り入れできていれば…… 上野、押上にターミナルとしての価値はあるか? 観光資源が沿線にない弱点 まぶしかった金文字のKeisei 7 京成沿線点描 職住近接の沿線 ちょっとした旅気分を味わって あとがき
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-今や伝説となりつつある東海道線電車特急。先頭にはファンや一般の人々のあこがれであった1等展望車・パーラーカ―。本書の著者はこの車両に何度も乗車した体験を持ち、車内の様子やサービス、客層など、乗車した者にしか知りえない貴重な体験を有している。記憶の世界ではあるが、今まで紹介されてこなかったこの車両の描写や、当時やはり同じく何度も搭乗体験のある黎明期の国内線航空をあわせて、当時の東海道を紹介している。 ※この電子書籍は2012年10月にJTBパブリッシングより発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ぼくが住んでるのが東武スカイツリーライン(←恥ずかしい名前だなあ……)なもんだから読んでみた。ニュートラルな意見にならず、つい、提案など私見を盛り込んでしまうあたりが「鉄」向けっぽい。鉄郎くん、鉄子さんにとっては、「ふん、ふん」とか「いや、それは……」とか思えて面白いんだろうな。ぼくはそれほど「鉄」じゃないので、列車の型式とかを当たり前のように書かれてもちんぷんかんぷん。でも、遠い日に乗ったり散歩の途中で手を振った列車の写真もあって懐かしい。
列車の話だけでなく、事業体としての東武鉄道を取り上げているので、むしろそちらに関する話が面白かった。
こういう本ってある程度、ほめに徹するものかと思うけ