作品一覧

  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    ◎郷原信郎弁護士との「巻末対談」を新たに収録! ・巻末対談 郷原信郎×佐藤真言 「粉飾」問題の二つの断面 ―経済社会の実態に目を向けない司法の“闇”― さらに、著者・佐藤真言氏の書き下ろし「特別章」も収録! ・特別章 金融システムのひずみ ―粉飾の消滅へ向けて― 全国から反響続々の経済事件ノンフィクションが、 スペシャルコンテンツを収録して待望の電子化。 郷原信郎弁護士との<巻末対談>、 著者の書き下ろし<特別章>を新たに収録。 (佐藤真言氏は5月30日に最高裁で上告が棄却され、懲役2年4ヵ月が確定。) 「私は刑務所に入ることなどしていない! 」 “粉飾詐欺”で懲役2年4ヵ月―最高裁で争う元銀行員が明かす、この国の検察、 裁判所の矛盾。 粉飾決算に手を染めざるをえない中小企業の現実に、真正面から踏み込んだ問題 作。 「中小企業のために、まだできることがあるはずだ」 経営コンサルタントとして第二の人生を歩み始めた男が目のあたりにしたのは、 明日の資金繰りにも頭を抱え、やむにやまれず粉飾決算に手を染める中小企業の 姿だった。懸命に社長に寄り添う日々に生きがいを見いだしていくが、突然、自 宅が特捜検事らの強制捜査を受けることになり……。 ついに東京地検特捜部が、一般市民に刃を向けた! 今まさに上告審を争う厳しい状況の中で、一人の市民が実体験を基に書き下ろし た、経済事件ノンフィクション。取調室における特捜検事との会話からは、粉飾 決算に手を染めざるをえない日本の中小企業の実態と、事件を組み立てる検察の “独善的な論理”とのズレがありありと浮かび上がる。

ユーザーレビュー

  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白

    Posted by ブクログ

    400万企業が哭いているというドキュメンタリー本の、

    登場人物の当事者が書いた本。

    400万企業〜本を先に読んでからみると、

    さらにおもしろいです。

    著者の今後が凄く気になります。

    応援してます。

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    2013年04月01日
  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白

    Posted by ブクログ

    速読。
    粉飾する側から見た特捜部と裁判の進行過程を説明した本。見せしめ的な逮捕起訴は無意味だと主張する著者。確かに裁判の進行過程は疑問である。ただ昔見学した某有名大学の教授の痴漢裁判でも弁護側の原告に対する威圧的な態度と、検察と裁判官の癒着と打ち合わせには驚いたくらいだから、日本も中国とかわらず法律によって正義を勝ち取るなんてことは存在しないのね。君子危うきにを肝に銘じて生きなければ。

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    2016年10月27日
  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白

    Posted by ブクログ

    銀行の融資の現場における本音と建前の使い分けをしている現場の実態を良く理解できた。筆者には今後も頑張って欲しい。

    0
    2016年01月02日
  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白

    Posted by ブクログ

    粉飾決算は中小企業にとって必要悪である。

    これに納得できるかどうかに尽きる。
    正直中小企業の決算とか全く知らない立場からすると直ちに肯定できないものがある。
    真面目に決算してる中小企業に失礼じゃないのだろうか?とも思う。

    粉飾を必要悪だと割り切ってしまうのがコンサルとして正しいのかもわからないけど、裁判では戦いずらいのは容易に想像がつく。
    本音と建前の日本の社会を見せつけられる気もするけど、プロフェッショナルとしてのコンサルがそういう選択でいいのかという疑問は残る。

    それぞれのポジショントークが散りばめられている本だとも思い、金を稼ぎ生きていくというのは大変なことなんだと改めて感じさせら

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    2015年02月10日
  • 粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白

    Posted by ブクログ

    「中小企業に粉飾決済を指示し、銀行から不正に融資を引き出した」として、東京地検特捜部に逮捕、起訴された筆者が事件の背景を告白した一冊。

    0
    2014年06月14日

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