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  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」
    3.6
    なぜ四季のセリフは聞きやすいのか――。創立60周年を迎えた日本を代表する劇団「劇団四季」は、他の新劇と比べてセリフの聞き取りやすさに定評があります。その秘密は「母音法」「呼吸法」「フレージング法」という独自のメソッド。言葉に対する探求の積み重ねが生んだ賜物といえるでしょう。それを会得することは、一般の人々にとっても、対人関係やビジネスの現場において第一印象がよくなり、思っていることを正確に伝えられるといったメリットがあります。そしてある種の健康法としても。創設者・浅利慶太氏が、そのメソッドを余すところなく初公開します!

ユーザーレビュー

  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

    Posted by ブクログ

    ずいぶん昔に劇団四季の演劇を初めて見た時、言葉がとても聞き取りやすいことに感動した。

    最近同じような衝撃に近い感動を感じたのは、「昼メシ旅」という番組で、戦場カメラマンでおなじみの渡部陽一さんのナレーターを聞いたときだった。また渡部さんが突撃取材をされているときも、バラエティーで独特な話し方をしている時とはまた違う話し方で、突出して言葉が聞き取りやすいことに気づいたときも強い衝撃を受けた。

    話し方。口の作り方、発声の仕方、音の区切り方など、確かにきちんとした教育を受けた記憶がなくて、知りたいなと思っていた時にこの本と出会った。

    美しい日本語を話せないことで、伝えたつもりで伝わってなかった

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    2017年02月09日
  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んでから、言葉の発し方には気がつくようになった。促音の考え方や連母音の発し方は、できているようでできていないところなので、ハッとさせられた。

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    2025年05月04日
  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、四季メソッドの解説本。著者の思想や四季の理念が見られて興味深かった。
    思っていたより最近書かれたもののようで、その後の劇団四季の変遷を思うに、今の劇団四季を見たらどう思うのだろうかとふと考えてしまった。(決して今の体制が悪いとも言えないが。)
    日本語話者として大切にしたい思いが多く記されていました。

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    2025年02月20日
  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

    Posted by ブクログ

    劇団四季独自の発声法について、とてもわかりやすく解説されていました。四季の役者さんはこのような基本訓練を毎日欠かさずに続けるということで、読んでいるだけで圧倒されてしまいます。
    著者の日本語に対する想いが溢れていて、自分も話す言葉を大事にしていきたいと思いました。
    最終章では四季の歴史にも触れられていて、そこだけでも読み応えがあります。

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    2020年03月27日
  • 劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

    Posted by ブクログ

    僕は演劇をごくわずかだけ齧ったこともあるのですが、滑舌がよくありません。これ読んだら滑舌良くなるかなあ、などと思いましたが、滑舌を良くするのではなく、一音一音を分離する、というやり方で、なんだかうまく話せるような気になった、気もします。本書は、何故「話し方」か、というパートと、実際の話し方、というより発声法、そして劇団四季の歴史と、いろいろ盛り込まれています。この様々な盛りをすべて平らげたい、という人が読者にどれだけ要るかわかりませんが、僕は実際の発声法は割とスルーして、「話し方」への考え方の本、として受け止めました。四季の歴史は、言葉に対する真摯な研究と、それに対する見当違いな批評との戦いだ

    0
    2013年12月05日

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