加藤寛一郎の作品一覧
「加藤寛一郎」の「航空機事故50年史 第一人者がはじめてすべてを明かす」「壊れた尾翼 日航ジャンボ機墜落の真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「加藤寛一郎」の「航空機事故50年史 第一人者がはじめてすべてを明かす」「壊れた尾翼 日航ジャンボ機墜落の真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大学に入学した1986年度の前年度の浪人時代に,日航ジャンボ機の御巣鷹山への墜落事故とスペースシャトルチャレンジャー爆発事故が発生しました.
これらの事故は,大学で航空宇宙工学を学ぶうえで大きな影響を与えた事故でした.
今回推薦する図書は,日航機墜落事故について,飛行力学の専門家が解説を行った名著です.
尾翼はなぜ壊れたのか,尾翼が欠落することで,航空機の飛行やキャビン内はどのようになるか,などについて,工学を駆使しながらもわかりやすく解説した縦書きの本です.
航空機の安定性における垂直尾翼の役割に興味をもったのも,この本がきっかけでして,本学機械工学科の2年生授業のものづくり創成実習Ⅰや3年
Posted by ブクログ
「加藤寛一郎」の『零戦の秘術』を読みました。
古本屋でタイトルが気になり、手にとって読んでいたら、天才的撃墜王「坂井三郎」の魅力にどんどん惹きつけられ買ってしまったんですよね。
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零戦の強さの秘密が遂に解明された。
零戦は、なぜ強かったのか。
その秘密とは?
天才的撃墜王「坂井三郎」と名機・零戦の組み合せが人間と機械に想像を越えた能力を発揮させた。
「坂井」は零戦をどのように駆使したのか。
そして零戦は「坂井」にどう応えたのか。
零戦の強さの秘密を科学的に解明するとともに、戦闘機乗りの超人的な精神と究極の技倆を明らかにする新たなる「零戦伝説」。
Posted by ブクログ
「大空のサムライ」こと坂井三郎氏に航空力学の専門家がインタビューをして、その類い稀なる零戦操縦術と戦法の秘密を明らかにした本。
坂井三郎氏の言葉を口述筆記しているので、ズバッ、グッ、ダダッ、バラバラッ、とまるで長嶋茂雄のコメントのようなところがあるが、理路整然と語ってくれるところもあり、そのギャップが逆に臨場感を出している。
「左捻り」という技が、坂井をエースパイロットたらしめたスゴ技らしい。航空力学的な著者の説明が読んでも全然わからなかったが、なんだかすごいことらしいことはわかった。たぶんメカ好きな人には堪らない記述なんだろう。
自分はそういったところはサクッと読み流して、まるで剣
Posted by ブクログ
零戦のエースファイター、坂井三郎さんの実戦での、戦闘法を解説した本。科学としての理論や、坂井さんへのインタビューも載っていて、
結構楽しめました。インタビュアーが、東大の工学部航空科の教授らしくて、科学的に検証しようとする姿勢が、比較的中立で、納得のいく印象でした。しかし、戦争って、「人と人」の戦いだって、つくづく思いました。「戦闘中は、恐怖から逃げた者から死んでいく」っていう事が読んでいて一番大きな教訓でした。
航空力学と、戦闘機の挙動に興味がある人にはお勧めです。あとは昔零戦に乗ってた方とか。記録書と、科学書、インタビューというのが3本柱の内容です。