C・K・プラハラードの作品一覧
「C・K・プラハラード」の「ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「C・K・プラハラード」の「ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
世界の貧困問題の解消は、援助でなく、ビジネスで。というと、フェアトレードかなんかかな、と思うのだが、そういう話ではなく、本当にプロフィット・ドリブンなビジネスを通じてというのだから、かなり驚く。1日2ドル以下で生活する層が市場になるのか?プラハラードの答えは、イエス。なぜなら、一人あたりの利益は小さくても数十億の人間がいるから。
だが、ビジネスとして成立させるためには、コスト面やビジネスモデルなどで全く新しい発想が必要。というわけで、さまざまなケースが紹介してあって、これがすごく面白い。
例えば、ニカラグアの貧困層がすむ電力がない村に電気を送る。しかし、送電線がないので、太陽光発電を設置するほうがコスト的に優位となり、ビジネスとして成り立つ。日本では、太陽光発電は、ある意味、エココンシャスな金持ちの道楽的な感じがなくもないが、そういう先進国の先進技術が最貧層のエネルギー問題の解決策になるということは相当に逆転の発想である。
といった事例が多く収録されていて、目からうろこだ。(発想的にはグラミン銀行のマイクロファイナンスに似た感じが多いかな)
ただ、ハメル&プラハラードの「コアコンピタンス経営」もそうなんだけど、なんか文章が読みにくくて、ストレートに頭に入っていかないところが難点かな。