作品一覧

  • ピエール瀧の23区23時
    4.0
    夜散歩好きのピエール瀧が「23時前後に23区すべてをほっつき歩くと何が見えてくるか」を大実験した前代未聞の写真満載トークブック! 1区の散歩時間は最長8時間! 最短でも4時間! 「23時に写真を撮る」「100円ジュースの自販機があれば味見」の決めごと以外は風任せ。見たままをカメラにおさめ、感じたまましゃべるという作業を1年半もの間ひたすら続けた結果できた、夜の散歩の実験記録本。 【困った時の案内人】 森山直太朗(渋谷区)/じゅんご(中野区)/南陀楼綾繁(荒川区)/荒俣宏(板橋区)/小野寺宏友(墨田区) 電子版では、紙の本ではモノクロだった写真がすべてカラーに。さらに、電子書籍出版記念として、写真で取材を振り返るおまけページ「巻末番外編」も収録!
  • ピエール瀧の23区23時 2020-2022
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大の大人が、時に真面目に、時にはしゃぎながら、2年かけて東京全区を踏破する悪ふざけ企画。2012年に刊行された『ピエール瀧の23区23時』が、令和にパワーアップして帰ってきた! 「23時になったら写真を撮る」「100円自販機を見つけたら興味本位で味見する」だけがルール。 夜の23区を1区1区歩いてみたら? 角という角を曲がってみたら? 「無駄こそ宝」が信条のピエール瀧が、無駄足を踏み、時間の無駄をし続け歩いた先に見えてきたものとは? ―深い時間にこそ見えてくる、東京の姿がある。 電子版ならではの全600ページカラー写真! ボリューム満点の一冊!

ユーザーレビュー

  • ピエール瀧の23区23時

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    ネタバレ

    企画として最高に面白いし、瀧さんの住人に対する視点も終始公平で温かい。

    唯一若い子に対して持論を述べるところがあるが(寮生の野望を聞いて「自分は本来田舎で平凡な人生を送っていたはずなのに奇跡的にラッキーに進んでこられただけなので、残りの人生は常におまけに思うようにしている」みたいな持論)、説教ではなく全く押しつけがましくないのに「確かにそうだな…」と誰もが感じてしまう。感動したなー。

    散歩したくなる本です。

    0
    2018年03月01日
  • ピエール瀧の23区23時

    Posted by ブクログ

     夜の散歩というのがおもしろい。泉氏の23区ものとは全く別の視点で全区が紹介されてて、興味がまた湧く。区内ならではの狭い場所に多くのものがあることから、変化が大きく(歩いてても次々と景色が変わる。いなかはそうはいかない)、飽きないのだろう。

    0
    2015年01月04日
  • ピエール瀧の23区23時

    Posted by ブクログ

    ブラタモリからNHKの成分を丁寧に抜いてから丹念に衣を付けてラードで揚げた東京巡りといった様相。さすがピエール氏。どこでも底抜けに気さく!掲載されているスポットもキャバレー、雀荘、河原、ゲームセンターなど強烈に昭和を感じさせ、その瞬間にしか残っていないような場所ばかり。パンチが効いている。しかも23時前後にうろうろしているのだからイイ。2代目・毒蝮三太夫というネーミングがなぜかチラチラした。

    0
    2013年01月15日
  • ピエール瀧の23区23時 2020-2022

    Posted by ブクログ

    いろいろあったピエール瀧が東京23区を夜分に散歩する、ただそれだけの本。ルールは、①23時ジャストにか自撮りをする、②今や希少となりつつある100円自販機を見つけたら飲み物を買う、という2つだけ。

    なんといってもただ深夜に散歩をするだけなのに、東京23区のムードの違いが感じられるのが最高に面白い。
    個人的には、警察や警備員が多数ひしめく千代田区の国会議事堂前や省庁街において、自身の逮捕を自虐的に笑いに変えるピエール瀧の人としての面白さがやはり最高だった。

    0
    2023年05月13日
  • ピエール瀧の23区23時 2020-2022

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    10年前のテーマが復刻。(前のは知らなかったけど)

    東京23区、改めてというか初めて各区まともに知りました。
    といっても、ほんの一部のマニアックな23時だけど、どの回もきちんと散歩テーマがそれぞれあって楽しめました。

    中でも、区を跨ぐ大森貝塚のモース博士でなく「松浦佐用彦」のお話、興味深く、訪れたい場所となりました。

    写真が微妙に小さくて、もう少し鮮明なものが見たい気がしたけど、とんでもない(本の)厚さになるし(笑)自分なり想像できるのもまた楽し。

    0
    2023年01月24日

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