あらすじ
夜散歩好きのピエール瀧が「23時前後に23区すべてをほっつき歩くと何が見えてくるか」を大実験した前代未聞の写真満載トークブック! 1区の散歩時間は最長8時間! 最短でも4時間! 「23時に写真を撮る」「100円ジュースの自販機があれば味見」の決めごと以外は風任せ。見たままをカメラにおさめ、感じたまましゃべるという作業を1年半もの間ひたすら続けた結果できた、夜の散歩の実験記録本。
【困った時の案内人】
森山直太朗(渋谷区)/じゅんご(中野区)/南陀楼綾繁(荒川区)/荒俣宏(板橋区)/小野寺宏友(墨田区)
電子版では、紙の本ではモノクロだった写真がすべてカラーに。さらに、電子書籍出版記念として、写真で取材を振り返るおまけページ「巻末番外編」も収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
企画として最高に面白いし、瀧さんの住人に対する視点も終始公平で温かい。
唯一若い子に対して持論を述べるところがあるが(寮生の野望を聞いて「自分は本来田舎で平凡な人生を送っていたはずなのに奇跡的にラッキーに進んでこられただけなので、残りの人生は常におまけに思うようにしている」みたいな持論)、説教ではなく全く押しつけがましくないのに「確かにそうだな…」と誰もが感じてしまう。感動したなー。
散歩したくなる本です。
Posted by ブクログ
夜の散歩というのがおもしろい。泉氏の23区ものとは全く別の視点で全区が紹介されてて、興味がまた湧く。区内ならではの狭い場所に多くのものがあることから、変化が大きく(歩いてても次々と景色が変わる。いなかはそうはいかない)、飽きないのだろう。
Posted by ブクログ
ブラタモリからNHKの成分を丁寧に抜いてから丹念に衣を付けてラードで揚げた東京巡りといった様相。さすがピエール氏。どこでも底抜けに気さく!掲載されているスポットもキャバレー、雀荘、河原、ゲームセンターなど強烈に昭和を感じさせ、その瞬間にしか残っていないような場所ばかり。パンチが効いている。しかも23時前後にうろうろしているのだからイイ。2代目・毒蝮三太夫というネーミングがなぜかチラチラした。
Posted by ブクログ
読んでみて、瀧さんの各区の住人視点やちょこちょこ出てくる感想が純粋でストレートでスカッとして、とても良いです!
最近変な”忖度”だらけな世の中で、ホント残念なのですが、このレポートはそれをまったく感じさせない、楽しい1冊です!
Posted by ブクログ
ピエール瀧って京王沿線住人だったのか
なんだか嬉しいな
夜の散歩だったからお店巡りじゃないけれど、行ってる店は変な店ばかりで興味津々