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  • 武士道とキリスト教
    5.0
    武士の切腹は宣教師の殉教に通じる。「義」は「愛」に呼応する――武士道とキリスト教の根幹には、驚くべき共通点があった。牧師である著者は、日本屈指の剣術家というもうひとつの顔を持つ。礼拝が終わると教会は武道場に早変わり、将軍家指南役を務めた小野派一刀流・第十七代宗家の稽古が始まる。「格好だけ良いのは本物でない」「魂とは私という人格である」……人の生死を問う二つの「道」を究めて得た、いま日本人に必要な智恵。

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ユーザーレビュー

  • 武士道とキリスト教

    Posted by ブクログ

    ■武士道とキリスト教

    A.武士道は模範や心得であり、キリスト教は宗教という大きな違いはあります
    ただ、どちらも人の死に方、生き方を真剣に問う「道」です。
    そしてともに、死を前提にした生を考え、死に後にある生を教えています。
    言い換えれば、どちらもいかに死ぬかによって生を見つめ、いかに生きるかによって死を追求しているのです。

    B.「武」の字は「戈」を止めると書きます。したがって、戦いを止めることこそ、武の意味であると昔から説かれてきました。

    C.武士道は勇気と犠牲の精神を重んじるが、キリストの十字架を思うとき、キリスト教の示す生き方がはるかにまさる。
    従って、偏見を捨ててキリスト教に早退す

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    2013年02月17日

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