ショーペンハウエルの作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 自殺について
    生きようとするする意志は、死を願うという形をとっていよいよ明らかに現れ、その極端な表現がすなわち自殺である。という皮肉。また意志を否定し我慾を放擲することによってむしろ悟性に到達できるという仏教の思想に通じる感性、この世はもともと悲惨、人間はもともと卑劣。意識している表象の世界は単なる個人の妄想に過...続きを読む
  • 自殺について
    ショーペンハウエル 「自殺について」 


    著者の代表作「意志と表象としての世界 」の補論集。論考テーマは 自殺、生の空しさ、悩み、存在としての不死など。各テーマ共通して 厭世的な雰囲気はあるが 暗さはない。


    著者の言いたいことは「世界は表象に過ぎないのだから、苦悩や不幸も表象に過ぎないし、存在...続きを読む
  • 自殺について
    哲学者が書いたものとしては、読みやすいとのことだが、それでも一読してすんなり入ってこない部分もたくさん。翻訳の問題ということもあるのかも。
    朝目が覚めて、今日も死んでなかったな(睡眠も死も似たもの?)と思うことや自分は子供を残した時点で生物としての役割を終えてしまったのではないかと思うようになりまし...続きを読む
  • 自殺について
    ドイツの哲学者 アルトゥル・ショーペンハウアーの論文集。彼の代表作"意志と表象としての世界"は哲学に興味を持つと一度は通る道ではないでしょうか。本作は、死について考察を行っており、前半が"パレルガ・ウント・パラリポメナ"から5編、後半が"ノイエ・パラリポメナ"から5編を収録しています。哲学の本は作者...続きを読む
  • 自殺について
    ショーペンハウエルは、この世の中は、どれほど悩み苦しみに、迷いや愚かしさに、さてはもろもろの害悪に満たされていようとも、当たり前のこと、と述べる。

    もののけ姫のアシタカが言ったようにそれでも苦しみ生きよう、ということなのだろうか?

    自殺を思うことは、生きようとする意志の表れ、と言われると、自殺を...続きを読む

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