作品一覧
-
3.51巻770円 (税込)好評を博した『継投論』に続く第2弾! 横浜ベイスターズの優勝監督にして「日本一のピッチングコーチ」と言われた権藤博氏が、「嫌な投手(打者)、打ちにくい投手(打ち取りにくい打者)とは何か」を、人気スポーツジャーナリスト二宮清純氏を相手に縦横無尽に語る。 野球関係者・ファン必読の書。
-
4.61巻770円 (税込)野球で一番難しいと言われる「継投=投手交代」だが、継投について本格的に論じた本はない。1998年に横浜ベイスターズを率い、独特の継投理論で日本一に輝き、先のWBCでも投手采配をすべて任された権藤博氏と完投重視の「先発選民思想」の愚を説く二宮清純氏が徹底討論。 誰もが居場所を確保し、役割を分担し、「みんなで幸せになる」ことが求められる時代に生まれた日本初の継投論。
-
4.01巻1,485円 (税込)プロフェッショナルとは何なのか。今、日本のプロ野球が取り組むべき課題は? それは私に定着した一般的なイメージからすると、意外に思われる結論かもしれない。 「戦いたくはないか」「もっと投げたくはないか」これこそが今の私の率直な思いである。
-
3.6「無理せず、急がず、はみださず」に己の直感を信じ、プロ野球において監督、コーチとして、多くの才能を引き出した権藤博。現役時代は「権藤、権藤、雨、権藤……」と謳われるほど連投を重ね、二年連続で最多勝投手に輝いた。だがその結果、体を壊した権藤の選手生命は長いものではなかった。後年、権藤は自身の苦難の経験を生かし名コーチとして復活。1998年に監督就任した横浜を日本一に導くことで、その名を知られることになる。野球界のご意見番として活躍する権藤氏が、ジャンルを超えて通用する人材を開花させる「教えない教え」をここに記す。【目次】はじめに/第一章 人の心の掴み方/第二章 “勝つ力”を育むコツ/第三章 伸びしろをぐんと長くする方法/第四章 壁を破る力/第五章 やってはいけないコーチング/おわりに
ユーザーレビュー
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
日経にコラムを書いている権藤博の本を見つけて期待を持って一気に読んだ。とても面白いし、勉強になった。技術論ではないところが良かった。それは以前何冊か読んだ落合博満の本も同じ。どちらも優勝を目指す集団を経営するストーリーになっており、会社内の各機能のノウハウ本ではない。企業と違うところは選手たちは元々、その分野でプロとして活躍することを夢見てその集団に入ってくる、というところだろう。その差は大きいが、それはいつクビになってもおかしくない環境だから、というのもあるのだろう。最後に権藤博が書いた言葉がとても印象的だった。
「忘れてはならないのは、戦うのは社員などの
従業員であり、戦いで傷つくのは彼 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
監督としてベイスターズを日本一に導き、日本代表の投手コーチとしても活躍した権藤氏の投手起用に関する話。権藤氏の信念が伝わってくる。投手がどのような気持ちで戦っているのかの一端を知ることができた。
「我々の時代の監督は現役の頃に召集令状が来て戦争に行き、戦火をくぐり抜けて、また野球界に戻ってきたような人が多かった。だから野球ができるだけで最高だ。「何?肩が痛い?ヒジが痛い?たるんどる!命までは取られりゃせんよ」という考え方ですよ」p5
「8、9回をいかにしのぐか。投手コーチの役目はその一点に絞られている」p6
「選手たちは試合に出てナンボ」p8
「投手一人で1試合抑えるのはなかなか難しい時代にな -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 嫌なバッターの共通項~データでは分からない生きざまがある
第2章 打者が嫌がるピッチャーの絶妙な「間」~速いだけでは抑えられない
第3章 その常識を捨てなさい~「低めに投げろは大間違い
第4章 嫌なバッターはあいつだ!
第5章 嫌なピッチャー、嫌なバッターをつくるためには~監督・コーチができること、できないこと
<内容>
権藤博と二宮清純の対談集。我々野球好きの常識、テレビの解説者の常識を覆す話がたくさん。ピッチャーなら、「外角」「低め」「間」。バッターなら、「インコース」…(権藤さんがピッチャーなので、バッター編は少し)。第5章も示唆に富む。「教えない」「アドバ