元から気になってた世界一周というジャンルに"危ない"と書いてあるから読んでみた。この人の世界一周ルートは比較的安全な国の中でかなり絞った少数国を行っているように思う。それだからか、かなりシンプルに書かれているのでスラスラ読める。
著者の"危ない"場面に出くわした定義は2つかなと。1つは(危ないと事
...続きを読む前に知りつつも)興味が上回り行ってみる、もう1つがなんにも行動してないけど相手側から降りかかってくる。読んでいて、後者の方が面白かった。旅行における大体の問題は、大概こちら側が行動せず受け身の姿勢である場合が多い。だが、この著者の書いてある内容は、不可避とも云えるくらいの理不尽さが降りかかっていた。特に面白かったのが南アフリカ共和国のヨハネスブルク編。やはりここの街は頭がおかしい。南アフリカに行った時はこの街に行ってないけど、行く時はホントに気をつけよう、、、読んでる分には声に出して笑ってしまった。
持ち物を気にせず、この著者みたいに興味に赴くまま行動してみたいものだ。