テレビ東京報道局の作品一覧
「テレビ東京報道局」の「池上彰のやさしい経済学[令和新版] 1 しくみがわかる」「池上彰のやさしい経済学[令和新版] 2 ニュースがわかる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
○テレビ東京で放送されている「ワールドビジネスサテライト」の1コーナー「スミスの本棚」の書籍化第2弾。
○同コーナーにて、テレビ東京森本アナウンサーが著名人にインタビューした記録。その中で、著名人らの「座右の書」を紹介するもの。
○第1弾から構成が変わり、前回はインタビュー形式の構成だったところを、ゲストの発言を再構成したもの+森本アナウンサーの感想という構成になった。
○インタビューとしての臨場感などは、当然第1弾の方が感じられたが、第2弾の構成の方が、ゲストの考えや推薦する本に対する思いを感じ取りやすく、良くなったような印象を感じた。また、ゲストが推薦する本の他に、ゲストの著作や複数の関連本などの紹介もあり、とても良かった。
○ゲストのリレー形式にもかかわらず、様々なジャンルの方が登場し、とても興味深い。今まで知らなかったゲストの方が多かったが、これを機に、新たな関心を持つことができた。
○森本アナウンサーの感想も、とても素直で好印象。本当に、しっかりと本を読んでいるなというのが感じられる。(もちろん、ゲストについての勉強も。)
○第3弾も期待したい。
Posted by ブクログ
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコーナーの書籍化・第2弾。
社会の最前線で活躍される方の、「オススメ本」がこれでもかと収録されています。
結果を残されている方、強い影響力を持つ方々の「オススメ」なだけあり、
どれもこれも魅力的な一冊になっています、結構意外性もあって、ふむふむと。
書の構成は第1弾とは異なり、特に章立てはなく、
お一人お一人にスポットライトがあてられている感じです。
うーん、順調に、読みたい本が増えていってしまいます、、
積読棚を見直して、なるべく減らそう(汗
「本を読んでおけば、その愚かな失敗を少しでも減らすことができるかもしれない。」
「リーダーの役割とは、方向性を示し、
組織の中でそれぞれの役割をはっきりし、配置していくこと。」
「同じところで笑えるか笑えないかというのはけっこう大事なこと」
ん、こういう系統の書籍を手に取ると、なんとなく、
知人さんの読書レビューを集めてみたいなぁ、、とか思ってみたり、なんて。
Posted by ブクログ
トランプ関税や円安、インフレなど、ほんとうに企業活動は経済の影響を受けるなと思い、勉強しないとなと考え、読んでみた。
サクッと読めて、気になっていたことも分かり、次に進むためのキーワードも得られて良かった。
以下メモ
1. 金は天下の回りもの
- 経済学は限られた資源の最適配分を考える学問
- 選択の学問、選択によって何かを捨ててる、捨ててるのを機会費用という
- 経済学を知るなら、まずマクロ経済学、ミクロ経済学、行動経済学を知ろう
- 経済という言葉は、明治にエコノミーという言葉の訳として、中国の経世済民という言葉から作られた
- ものの値段は需要と供給 supply and demand (順番逆)で合理的に決まる
- ひとはいつも合理的に行動するわけではない、行動経済学 behavioral economics が生まれた
- 景気は気によっても左右される
- GDPと景気動向指数
先行指数 11項目: 新規求人数、新設住宅着工床面積、実質機械受注、東証株価指数など
一致指数 10項目: 商業販売数、有効求人倍率など
遅行指数 9項目: 家計消費支出、法人税収入、完全失業率など
経済成長率はGDPの前年比伸び率
GNI 国民総所得も使われる
2. お金はなぜお金なのか
- お金の起源は塩や貝、物々交換
- 銀行の大きな役割は「紙幣の発行」とお金を貸す「融資」
- 銀行が破綻しないように中央銀行(日本では日銀)が存在
- お金がお金であるのは、みんながお金だと思っているから、共同幻想
- 昔は稲(ネと呼ばれていた)と交換したから値段などの値、布(幣)と交換した名残で紙幣、中国では子安貝で交換したからお金に関する字に貝が入った、古代ローマでは塩(サラリウム、ラテン語)が兵士の給料のためサラリー、ソルトの語源にも
- 昔は紙幣を金と交換出来た(金本位制度)が、1932年に金の量に関係なく紙幣を発行できるようにした
- 銀行は預かったお金を融資することでお金を生み出す、信用創造
3. 見えざる手が経済を動かす、アダム・スミス
- アダム・スミスの国富論
- 近現代経済学の系譜
18C 古典派経済学 アダム・スミス
→ 19C マルクス経済学 カール・マルクス
→ 19C 新古典派経済学 アルフレッド・マーシャル
→ 20C オーストリア学派 フリードリヒ・ハイエク、ヨーゼフ・シュンペーター
→ 20C シカゴ学派 ミルトン・フリードマン
→ 20C ケインズ経済学 ジョン・メイナード・ケインズ
- アダム・スミス 1723-1790、スコットランド生まれ
- 同感の感情で社会秩序が保たれる
- 富とは国民の労働で生産される必需品と便益品、重商主義(富は貴金属、輸出で金銀を得ることで豊かになる)を批判
- 輸出奨励金は弱い利益が得られない産業に富を使うことになると批判
- 生産性を高めるために分業を考えた
- 社会的分業、それぞれの人の利己心により分業が行われることで経済が回ること
-ものの値段も利己心で決まる
- 見えざる手、市場では個々人が利益を求めて利己的に行動しても、見えざる手により導かれ、結果として経済が回る
- 自由放任ではダメな政府の機能は、国防、司法行政、公共施設の整備
以下はアダム・スミスの理論ではない話
- 市場の失敗1 独占→独占禁止法が生まれた
- 市場の失敗2 外部性、ある経済主体の行動が市場を通さず他の経済主体に影響を与えること、産業廃棄物による汚染など
- 市場の失敗3 情報の非対称性、消費者庁で消費者を守る
4. 資本主義は失業者を生み出す、マルクス
- 資本主義への疑問を提示したのがマルクスの資本論
- ドイツ(プロイセン)の経済学者、1818-1883
- 共産党主義運動を行った社会主義の父
- リーマン・ショックの派遣切りで再評価
5. 公共事業で景気回復、ケインズ
- ケインズは国家の財政支出で景気を良くする仕組みを考えた
- 世界恐慌に対してルーズベルト大統領はケインズ理論を使ったニューディール政策をとった
- ケインズ理論により恐慌は回避されたが、インフレや国家の財政赤字にもつながった
- イギリスの経済学者、1883-1946
- ケインズ経済学のきっかけは1929年の世界恐慌、アメリカの株大暴落から。激しい恐慌をきっかけにファシズムが起こり、ドイツではナチスが台頭、第二次大戦につながった
- 世界恐慌のころ、均衡財政政策、政府は国民や企業の収めた税金の枠内で仕事をする、赤字はNGが主流、世界恐慌で政府も打撃、更に景気が悪くなる悪循環
- 赤字国債を発行し借金をして財政支出、景気が回復したあとの税収で借金を返す
- 累進課税も考えた
- 経営者は銀行に預けるより設けることが出来ると考えたときに新しい事業を始める → 景気が悪いときは金利を下げる、も考えた
- 流動性の罠、利子率を下げても企業投資が増えず、中央銀行の金融緩和が効かなくなる状態、も指摘
- ビルトインスタビライザー、好況と不況を繰り返す景気変動を、財政政策により自動的に調整して経済を安定させる機能
- 1929当時、アメリカの共和党フーバー大統領は小さな政府を志向、不景気が深刻化、当選した民主党のルーズベルト大統領がケインズ理論をつかったニューディール政策を実施、失業率を25%から14%に回復
- ニューディール政策の成否は議論あり、第二次大戦で景気回復の意見も
- 増え続ける財政赤字も起こした、増やした公共事業をやめられず
6. お金の量が問題だ、フリードマン
- フリードマンの新自由主義
- ケインズを否定する形で生まれた、自由な市場を目指す
- 国家は市場に介入すべきではない、社会保障制度も医療保険制度も否定
- 日本では小泉・竹中内閣で銀行、証券会社、保険会社などの規制を取り払う政策がとられ、派遣労働の促進につながった
- アメリカの経済学者、シカゴ学派を率いた、主著「資本主義と自由」、1979ノーペル経済学賞、1912-2006
- リバタリアン、人間にとっていちばん大事なのは自由である
- 影響を受けたのは、1979イギリスのサッチャー首相、徹底した新自由主義を打ち立てた
- 1981アメリカのレーガン大統領からジョージ・W・ブッシュまで、共和党大統領にも
- 14のこんなものいらない
7. 自由貿易と保護貿易で揺れる世界、リカードの比較優位
- リカードの自由貿易、経済発展には世界市場での自由貿易が必要
世界恐慌をきっかけに保護貿易が出来た
- 自由貿易の拡大が進むが、コロナ危機やロシアのウクライナ侵攻、米中対立で再び保護主義に
- 比較優位、自国では生産性の高いものの生産に特化し、ほかは他国から輸入することで、より多くのものを得られる
- 漫画家は自分より劣るアシスタントを雇うが、これにより、やるべきことに使える時間を増やす
- イギリスの経済学者、1772-1823