作品一覧

ユーザーレビュー

  • 日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門

    Posted by ブクログ

    現代のリベラルなコミュニタリアニズムを参考文献をあげながら丁寧に解説している入門書.資本主義による経済成長が地球環境を破壊しつつある現代において,我々はどの方向に進むべきかを考えるときに参考になる.

    0
    2022年09月24日
  • 日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門

    Posted by ブクログ

     平成18年に出版された本を偶然読む機会を得たのでして、久々に「リバタリアニズム」「ネオリベラリズム」なる文字に出くわしました(笑)。
     著者が推奨する「コミュニタリアリズム」なるものの解説・入門書です。
    内容は
    第1章 批判や誤解に答える
    第2章 コミュニタリアリズムとは何か?
    第3章 共通善の政治学
    第4章 現代の政治理論との関係と影響力
    第5章 家族と教育
    第6章 地域社会
    第7章 経済政策と社会保障
    第8章 国家と国際社会
    です。
     思うに、人も、社会(コミュニティ)も国家も行動原理を保有しながら日々の活動を行うのですが、主義主張が異なっていても、お互いその行動原理が理解できていれば、

    0
    2018年10月27日
  • 日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門

    Posted by ブクログ

    現代の政治思想コミュニタリアニズムの入門書。ロールズのリベラリズムに対して出て来た経緯、一般的に権威的と思われるコミュニタリアニズムの誤解への解答、サンデル・ウォルツァー・マッキンタイア・テイラー等の論者の論点、共通善とは何か、現代日本における問題点などを分かりやすくまとめている。

    0
    2012年01月06日
  • 日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、コミュニタリアニズムについて、これ以上は優しく書けないぞと言うほどに、かみ砕かれた内容で示された新書。

    日本人は横文字をまったく整理せずに、ごっちゃに、ときには誤って理解しがちではあるが、このコミュニタリアニズムについても、往々誤解が生じていることを説明し、その誤解を解くことから始められている。

    個人主義から共同体への再びの回帰とは、なんとなく懐かしい時代に戻れと言うか、今更なんだいって聞こえなくもない。

    ただ、喪失感と個の分子化の拡散傾向が進めば、当然解決法として登場する考えではある。

    ただ、情緒的な関係は結構面倒なので、すべてのコミュニティでやられた日には、結構迷惑

    0
    2009年10月04日
  • 日本を甦らせる政治思想 現代コミュニタリアニズム入門

    Posted by ブクログ

    マイケル・サンデル、コミュニタリアリズムを理解しようと思って読んだけど、ムツカシイ。。

    コミュニタリアリズム・・・「共通善」の実現を目指す。

    「共通善」社会にいる人々が「これが必要だよね」「これが大事だよね」ということ、地域社会の未来のありようと、その方法に対して、合意形成して、実現していく。これってNPOがやっていることだなと思った。権力者が決める、それに従う、批判するという構図じゃなくて、社会の課題に対しての方法を共に形にして、且つそれに対してのお金の流れもつくる。

    今のお仕事でまさにやっていること。

    地域固有のものを仕事にして、お金の流れをつくる。
    それを地域の人々でやっていく。

    0
    2011年07月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!