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ユーザーレビュー

  • エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明

    Posted by ブクログ

    この本を読むキッカケは、NHKの放送だった。
    エイズ治療薬を世界で初めて発見した男であり、ノーベル賞受賞してもおかしくない実績がある。

    本書の主人公、満屋裕明は1950年(昭和25年)、長崎県佐世保市で生まれた。
    母親が看護婦をしていた事が医師になるキッカケになった。
    母親にこう約束したことが今の満屋の実績につなげた。
    『長生きの薬』を見つけるという約束だった。

    1975年熊本大学医学部卒業して、同大学付属病院内科に勤務して経験を積んだ後、
    1977年に熊本大学医学部内科の研究員となる。

    そこでの逸話として、当時、原発性免疫不全症という稀有な病気の実験を行っていた。
    その症状の解明の為に

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    2015年11月02日
  • エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明

    Posted by ブクログ

    面白いサイエンス関係の本に久々に出会った。最近では、全く話題にもならないAIDSだが、治療薬開発段階での知られざる事実を詳細に描写して戴き、改めてDr.満屋の素晴らしさを実感することができた。これまでは伝説の人というイメージで私の中では理解していた点もあったが、作者の明快な語り口によって、関連情報がするすると頭の中に流れ込んで来た。本当にありがとうございました。

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    2015年09月12日
  • エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明

    Posted by ブクログ

    「死の病」と恐れられたエイズの治療薬を世界で初めて発見したのが満屋裕明・熊本大学教授だ。満屋は、母との約束を果たすため、医師となり、アメリカでエイズ治療薬の開発に没頭する。死をも恐れぬ壮絶な研究の日々と半生を描いたノンフィクション。
    医療者にもかかわらずエイズの治療薬に関する知識は無いに等しい私。たまたま店頭で新刊台にあって読んでみたのだが強烈な話だった。ここまで自己犠牲というか、自分の信念に基づいて研究できるってすごいなあと思ってしまう。私なら特許の方に意識が向いてしまいそう。誰より患者のためを思い、自分の得たことが認められたというそれだけで医学者、研究者として歩み続ける満屋先生には頭が上が

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    2015年12月21日

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