作品一覧

  • ぼくは、いつでもぼくだった。
    4.0
    1巻858円 (税込)
    ぼくが、少年時代をすごした沖縄は、まだ、「アメリカ」でした。チョコレートを買うのも、えんぴつを買うのも、お金は「ドル」でした。いたずら仲間といっしょに、アメリカ軍の基地にしのびこみ、自転車で走りまわって、しかられたこともありました。やがて、ぼくは野球チームに入り、将来はプロ野球選手になりたい、という夢を、もちました。目の前のことが、すべて、光りかがやいて見えました。ところが、ある日、ぼくの身に、思いがけないことがおこったのです…。いっこく堂がはじめて書き下ろした、自伝的児童文学。

ユーザーレビュー

  • ぼくは、いつでもぼくだった。

    Posted by ブクログ

    児童文学らしい児童文学。というよりも、子どもたちにわかりやすいように、丁寧に書かれた、自叙伝。

    沖縄返還前後の沖縄が描かれるので、沖縄の辿ってきた歴史を知る上でも興味深い。著者は嘉手納基地のすぐそばに住んでいた。アメリカ軍の基地が、住民の目にどう映っていたのか、その貴重な証言のひとつでもあると思う。

    大人なら1時間弱で読み切れるが、著者の子どもの頃の話が1冊に凝縮されており、総じて大変素晴らしいものとなっている。オススメしたい。

    0
    2018年01月08日
  • ぼくは、いつでもぼくだった。

    Posted by ブクログ

    子どもたちはもちろん、大人にも読んで欲しい本。

    大人の声かけで、子どもはひどく自信を失ったり、もっともっと能力を伸ばして成長したりする。

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    2013年01月22日
  • ぼくは、いつでもぼくだった。

    Posted by ブクログ

    腹話術師として活躍する、いっこく堂さんが自身の子供時代(半生)について語った本。

    いっこくさんが幼少期を過ごした沖縄の雰囲気がわかり良かった。

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    2013年10月13日
  • ぼくは、いつでもぼくだった。

    Posted by ブクログ

    沖縄出身のいっこく堂さん。いろいろなことをやって腹話術の世界に入ったのは30前後だったと思う。引越し、沖縄生活、野球をやったり、劇団に入ったり、色々なことをしてきて最終的に一番自分に合う職業につくことができた。
    何歳でも遅くないんだと勇気をもらえた。
    いっこく堂さんは何をするのにも一生懸命取り組んでおり、途中で投げ出さなかったこと、また負けず嫌いだったのかなぁと思う。そういうところが大事だと感じた

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    2013年07月27日

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