作品一覧

  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛
    4.0
    1巻935円 (税込)
    病気やケガをしたとき、出産や育児、そして介護が必要になったときの生活を保障する社会保険。働けなくなったときや老後の生活を支える年金制度。毎月の給料から天引きされているものの、いざというとき自分がどの給付を受けられるのかわかりにくく、申請するのもどこか後ろめたい。日本の社会保障はなぜこんなにも使いづらいのか。複雑に分立した制度の歴史から、この国の根底に渦巻く「働かざる者食うべからず」の精神を問い、誰もが等しく保障される社会のしくみを考える。
  • 社会保障のトリセツ<第2版>
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医療・年金・介護・労災・失業・障がい・子育て・生活保護──。各ライフステージや様々な生活上のニーズに応えるべく用意された、多種多様な社会保障制度。しかし、「むずかしい! ぜんぜんわからない!」「絵とか図とかで、分かりやすく説明してほしいな…」「考えもしなかったことが起きたんだけど、どうしよう…」「役所に行っても、そもそも何を聞けばいいか、わからない…」役所の窓口などで、こんなふうに思われた方も多いことでしょう。  そんな時は、この本を開いて「お悩み別フローチャート」をたどってみてください。その先では、イラストや図表を使って、複雑な社会保障制度のしくみを誰にでもわかるよう、説明しています。そうしたら、次は「この本の、このページの社会保障、私にも使えますか?」と、役所の窓口で聞いてみてください。きっと、あなたに最適な制度が見つかるはずです。社会保障法が専門の大学教授がおくる、信頼の内容です。  この第2版では、企業における育児休業・介護休業の周知義務化をはじめ、初版刊行以後の様々な制度変更をフォロー。
  • 社会保障のトリセツ
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医療・年金・介護・労災・失業・障がい・子育て・生活保護──。各ライフステージや様々な生活上のニーズに応えるべく用意された、多種多様な社会保障制度。しかし、「むずかしい! ぜんぜんわからない!」「絵とか図とかで、分かりやすく説明してほしいな…」「考えもしなかったことが起きたんだけど、どうしよう…」「役所に行っても、そもそも何を聞けばいいか、わからない…」役所の窓口などで、こんなふうに思われた方も多いことでしょう。  そんな時は、この本を開いて「お悩み別フローチャート」をたどってみてください。その先では、イラストや図表を使って、複雑な社会保障制度のしくみを誰にでもわかるよう、説明しています。そうしたら、次は「この本の、このページの社会保障、私にも使えますか?」と、役所の窓口で聞いてみてください。きっと、あなたに最適な制度が見つかるはずです。社会保障法が専門の大学教授がおくる、信頼の内容です。

ユーザーレビュー

  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛

    Posted by ブクログ

    公的年金、医療保険、雇用保険、労災保険についてその成り立ちを説明し、問題点の朔り出しを図っているが複雑な制度にも関わらず、よく説明している.労働者と自営業者との比較で50年前には自営業者、主として農林業者はある程度裕福だったと推定される.その時点で設計された社会保障制度の抜本的な見直しが必要であるとの主張は納得できるものだ.働くことと社会保障を切り離すこと、勤労の義務を単に道徳的な規定だとすること.この2点をベースに展開している終章の提案は素晴らしい構想だと感じた.

    0
    2025年10月07日
  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本の社会保障は制度が複雑。
    意識がブレーキになる可能性がある=憲法27乗の勤労の義務既定が邪魔をする。
    社会保険では、傷病手当金と出産手当金が国保と違う点。
    雇用保険は自営業者にはない。求職者支援制度がある。
    労災時は、治療費はゼロ、自営業者は健康保険だから3割負担。
    労働者と自営業者の差異は大きい。

    もともとは1941年の労働者年金制度が始まり。1959年に自営業者の国民年金ができた。
    自営業者は、就業の形、所得の形が違うという理由で傷病手当金がない。
    家族経営の農業が多く、失業を想定していない。非自発的な失業を想定しているので、雇用保険はない。

    労働者中心の社会保障が確立した。

    0
    2025年03月31日
  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛

    Posted by ブクログ

    法制定当時と今だと自営業の生活様式がかなり変わっている。確かに。勤労の義務と生存権、この国では前者が優先されがち、ってのも言われてみれば目から鱗。
    複雑な制度と人の業によって福祉から遠ざけられてしまう人が、マイナンバーとかAIとかで減るとよいよね…

    0
    2025年02月28日
  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛

    Posted by ブクログ

    社会保障の制度は分かりづらいなと前から思っていましたが、改めてそう思いました。

    必要な人が利用できるように少しずつでいいから利用しやすくなるといいなと思います。
    そのためにも、話し合いは大事だと思います。

    0
    2024年12月08日
  • 社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛

    Posted by ブクログ

    法律おもろい

    現行制度の問題点をさらいつつ、憲法の「勤労の義務」規程について検討し、新たな制度へ目を向ける明瞭な構成

    0
    2024年10月31日

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