新卒は繊細な気持ちを持っているので、もう我が子のように考えてあげないといけません。言葉の暴力にならないように注意せよ。我慢強く繰り返し同じことを教えていくしかありません。
報告書や顛末書などの書類関係の中身と提出期限のこと。内容うんぬんに関してよりも、まず基本的な誤字脱字に関すること。
褒める部分を探せ。自分の目に入ってくること、耳に入ってくることやなしに、自分から探しにいけ。良いことはどんどん好評すべき。
無遅刻・無欠勤、出社が早い、帰宅が早い、制服がいつも綺麗、素晴らしい挨拶ができる、机が綺麗、営業車が綺麗、朝刊を読んで出社してくる、強調性がある、よく気が利く、人の話をしっかりとメモをとる、ムードメーカーである、考え方や行動が前向きで積極的である、後輩の面倒見がよい、自己啓発に取り組んでいる、落ちているゴミを拾う。など直接業務に関わること以外でもこんなにあり、挙げるとキリがありません。褒める部分はできるだけ小さい方がいいです。
ノルマは目標ではないので、必ず100やれということ。足らなければ自分の力が足りないということになります。
朝からガミガミ怒らないとか、言いたいことがあっても、ぐっと飲み込んで帰ってきてから言います。
パソコンやIT関係のことなどは、聞かれても全く分からないのですが、「今、時間ないから、明日答えてやるわ」と言って、帰ってから必死に調べます。
管理職がコミュニケーションをとりにいくのが当たり前という考え方でした。挨拶も管理職から積極的にするのです。
部下のプライベートを知る。たとえば子供の誕生日であるとか、奥さんの誕生日であるとか、そういったのも情報としてとっていました。結婚記念日なんかも、その日だけはノー残業デーとして帰らせていました。
わかっているだろう、できるだろう、ではなく、知らないかもしれない。できないかもしれない。そういう気持ちで取り組めば、指示内容に誤解は生じません。
とにかく幅広く仕事を覚える。社内イントラネットを網羅し、各種ネットワークの使い方を完全にマスターする。各種営業資料の作成やパワーポイントの使い方。請求書・契約書関係の書類の把握。考え方は非常にシンプルです。他の同格の管理職が知らない業務、できない業務ができる。
会議などで、他の営業所の管理職との交流があります。そのときに一言、二言話をしていれば、後日、十分に役立つことも多いです。また、通常の業務のなかでも、営業以外の部署、たとえば、ITシステム、経理、総務やその他、グループ会社の各部署に顔がきくと、非常に業務がスムーズに進みます。