年の瀬の旅先で久々に伊勢をチョイスしまして。学生時代にお参りして以来だったのもあり、旅を楽しむための予習として本著を読んでみました。
本著、2013年10月の式年遷宮を控え、混雑する遷宮直後よりも翌年の参拝を勧める本です。ある意味では賞味期限切れの1冊なのですが、伊勢神宮の歴史や参拝のお作法、別宮参
...続きを読む拝について…とコンパクトに纏まっていたので、有難く再利用?させていただきました(笑
お蔭様で、冬の朝の内宮の気持ち良さを感じられたし、参拝時に参道を区分けする石を気にする必要も無かったし、近鉄線の車中から古市(江戸時代に栄えたエリアだそうで)を何となく眺められたし、別宮にも参拝できたし、と本著のご利益を受けることができました。
今度のお伊勢参りがいつになるかはわかりませんが、もし泊まることがあれば、本著で触れられている古市の麻吉旅館か、内宮近くの神宮会館あたりに投宿できれば良いなぁと。
ちなみに、伊勢神宮の正殿を建てる場所は遷宮のたびに東・西と動くそうです。東の敷地は「米座」、西の敷地は「金座」と呼ばれ、米座は世の中が落ち着き、金座は動乱の時代になると言われているとか。
現在の2013年~の20年は金座だそうです。ただ、1つ前の1993年~2013年の米座も、本著では「失われた20年、デフレ不況」とアッサリ流されてますが、ドットコムバブル、リーマンショック、東日本大震災と乱世感タップリですね。