冨高辰一郎の作品一覧
「冨高辰一郎」の「なぜうつ病の人が増えたのか」「なぜ抑うつは指数分布に従うのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「冨高辰一郎」の「なぜうつ病の人が増えたのか」「なぜ抑うつは指数分布に従うのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルの答えが明確に描かれている。かくいう私もutuネットから入ったのだった。WEBドラマも見たよ。完璧にやられたね。そして、SSRI。精神疾患系の学会に出るとすごいもんね、製薬会社の接待。こうしたことを初めて日本語で書いてくれた著者に感謝だ。
・日本の製薬会社の研究員は全社で2万人、MRは6万人。医師5人につき一人のMRがいる。
・米国では食品、車を抜いて製薬が一番広告費を使う業界。
・脳循環代謝改善薬の発売中止。
・「第O世代」「選択的」「新規」はプロモーション用語。
・処方薬の販売量は公表されていない。自動車ですら公表されているのに。
・DSMは論理的に奇妙。
・アイスランドの抗うつ
Posted by ブクログ
某H君が読んでいたので、気になって購入・一気読み。感想3つ。
・資本主義の限界なのかもしれないが、マッチポンプ的なやり方で利益を得るのは(得に人生の根幹に関わる健康では)、認め難い。製薬メーカや医師が、(例え基礎研究や即効性がないにしろ)、正当な利益が得られる何らかのルール作りを行うべき。
・科学とは「普遍的・定量的な結果から、真実をみつける」学問だと私は考えている。しかしながら、この本で述べられているようなことが医学で起こっているのだとしたら、(カテゴライズはおかしいと思うが、大学受験時に理系・文系と分けられ、理系の最難関が医学部になっている現状・一般科学と比べてパラメータが多すぎるにしろ)