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  • 認知症を堂々と生きる 終末期医療・介護の現場から
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    年をとると認知症になるのは当たり前。それは病気ではなく、長寿の証なのです――。人生の最後まで、本人と家族が誇りをもって生きるために、高齢者ケアの最前線から直言する。大反響を呼んだ『欧米に寝たきり老人はいない』待望の第二弾! 「生きものはすべて目的に適うようにつくられています。認知症が進んでまわりのことがわからなくなれば、この世に対する未練や死への恐怖が薄らぎ、楽にあの世に旅立つことができます。人を含め動物が認知症になるというのは、生命を終えるうえで必要なことといえます。それなのに、昨今は認知症予防が大流行です。多くの人が認知症は予防できると信じています。努力して認知症になるのを少し先送りできたとしても、不老長寿の薬がないように認知症を防ぐ方法はありません。〔略〕認知症は予防できるという幻想を追い求めるより、年をとったらだれでも認知症になるという現実を受け入れ、認知症になった時の生き方を今から考えておくほうがよいのではないでしょうか」(はじめにより)

ユーザーレビュー

  • 認知症を堂々と生きる 終末期医療・介護の現場から

    Posted by ブクログ

    読むべき本!
    まず認知症が治らない事
    老化すると当たり前の事
    脳の機能低下だから
    進行すると食べられなくなり
    寝たきりになる事

    全然知らなかった

    無理に食べさせない
    食べられ無くなったら
    ゆるやかに亡くなる

    経鼻栄養や胃ろうは辛い
    医師は勧めるが
    認知症の終末期では
    すべきではない

    こんな事を知らないと
    わたしたちは
    点滴や栄養でまた元気になるのではないかと
    期待して、チューブにつないでしまう
    医師ははっきりと
    元気になるかならないか
    見通しを語ってほしい



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    2025年06月11日
  • 認知症を堂々と生きる 終末期医療・介護の現場から

    Posted by ブクログ

    認知症は、長生きすればだれもが通る可能性がある道。

    薬で抑えたり進行を遅らせるのには限界がある、という事実。
    薬に頼らなくても、私たちにとって困った行動にも一つ一つ当事者なりの理由がある、という事実。
    これらを理解するには、想像力が必要だということ。
    私たちが想像力を働かせ、不安を取り除き、本人に寄り添うことで、病院や施設に安易に押し込めなくても、地域で暮らしていける可能性があるというお話。
    なかなか興味深い内容でした。
    認知症によって失われた部分があるとしても、すべては失っていない。できることもある。
    ひとくくりに何も分からないだろう、何もできないだろうというのは、私たち認知症ではない人た

    0
    2022年06月19日

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