鈴木七月の作品一覧

「鈴木七月」の「かわりに嘘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • かわりに嘘

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,815円 (税込)
    大学生の夏目は、実際に起きたら嫌なことを逐一スマホにメモする極度の心配性。リマインダーには700件の心配事が登録されており、彼女の統計によれば、そのリストの7割は現実になる。 祖母の死によって住む場所を失った夏目に手を差し伸べたのは、親戚から数々の怪しい噂を流されてもはや正体不明の存在となっている東京のおば、宇曽川ひかりだった。 東京・錦C町にある宇曽川の自宅は、かつて眼科医院だった。そこには、宇曽川曰く「開けたら別の世界に繋がる」という緑色の「開かずの扉」があり、夜な夜な正体不明の足音がしたりWiFiが激重になったりする。無責任な親戚から、「死体が隠してあったりして」と言われたひと言が次第に頭から離れなくなる夏目。 宇曽川は夏目の問いかけを常に煙に巻くような嘘で受け流すが、バイト先で出会った幼馴染の南海や、生意気な小学生・千理との交流を通じ、夏目は街に伝わる晴れ男の伝説と、ひかりの過去が繋がっているのではと疑い始める。 果たして、開かずの扉の向こうに隠されているのは「死体」か、それとも――。心配事が尽きない夏目と、嘘つきのおばが織りなす、少し不思議でかなりユーモラスな日常を唯一無二の筆致で描く、第69回メフィスト賞受賞のデビュー作。

ユーザーレビュー

  • かわりに嘘

    Posted by ブクログ

    メフィスト賞受賞作らしい。面白かった!

    祖母が亡くなり、私は住むところがなくなった。宇曽川のおばさんがうちに来る?と訊いてくれて一緒に住むことになった。サンドイッチ屋さんでバイトを始めた。小学校の時の同窓生の南海と一緒だ。
    サンドイッチ屋さんでなぜだか心配相談を始めさせられる。それと宇曽川邸には開けてはいけない扉がある。宇曽川によると異世界に通じているとか。

    南海が開かずの扉を開けてくれるというので連れてきたが鍵がかかっている。焼き茄子を作っていると、開かずの扉を開けているオッサンがいた。謎の先住者だった。

    0
    2026年08月06日
  • かわりに嘘

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛かったので読んでみました。
    表紙のイメージ通りのゆるいエンタメ小説でクスっと笑える感じ。

    本格的なミステリとか凝った仕返けのあるストーリーを求めている人には合わないけど、なかなか面白かったです

    0
    2026年08月23日
  • かわりに嘘

    Posted by ブクログ

    可愛らしい装丁と、メフィスト賞受賞作というギャップ?に惹かれて読んでみた。個人的にメフィスト賞の響きには仰々しいものを感じてしまう。

    母親が出奔して祖母と暮らすことになったものの、祖母は亡くなり、住まいをはじめ遺産の類は親族に奪われ、さてどうしようという女子大生・夏目が主人公。
    そこに突然「なら、うちに来たら?」と声をかけてきたのが、“東京のおばさん”こと謎に満ちた遠縁の宇曽川さんで、夏目はそのままなりゆきで錦C町に住むことになる。
    そこで、かつての同級生・南海とも久しぶりの再会を果たしたことがきっかけとなり、夏目は近場のサンドイッチ屋でバイトをはじめ、徐々に錦C町に馴染んでいく。

    「心配

    0
    2026年08月16日
  • かわりに嘘

    Posted by ブクログ

    ツッコミきれない数のボケを繰り出す楽しい錦C町の住人たち おどろきハウス不動産会社の大川で爆笑した 

    0
    2026年08月14日
  • かわりに嘘

    Posted by ブクログ

    日々の現実と虚構の狭間を垣間見るような楽しくも奇妙な小説、キュートで愛らしい世界観にどっぷり

    ■あらすじ
    同居していた祖母を亡くした大学生の夏目は、遺産相続にともない、住み慣れた家を追い出されることになった。途方に暮れていると彼女に声をかけてくれたのは、東京に住む親戚の宇曽川。自宅に一緒に住むことを提案された。

    ただ宇曽川が言うには、コンタクトレンズの幽霊が出るとか、開けたら別の場所に繋がるドアがあったりと、にわかには信じがたい奇妙な話ばかり。しかし実際に夜になるとwifiが繋がりにくくなったり、作ったはずの氷がなくなったりと不思議なことが起こり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    日々の現

    0
    2026年08月09日

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