鈴木七月のレビュー一覧

  • かわりに嘘

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    スキマバイトやchatGPT、MBTIなど時事ネタも多く、のんびりした雰囲気と合わさっているからか、これまで読んだことのないような独特な雰囲気の小説だった。

    平成一桁の私にとっては、ゴージャスのネタが刺さった。
    事故物件や問題のある物件ばかりを取り扱っている『おどろきハウス』も気になる。
    特大おはぎが毎日届く物件、大家の歌声がスピーカーで流れる物件、ちょっと住んでみたい。

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    2026年09月06日
  • かわりに嘘

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    装丁やタイトルに惹かれて手に取ったら、メフィスト賞受賞と書かれていたので、あらすじも見ずに読み始めた一冊。
    さすがメフィスト賞、なんとも自由な発想で展開されていく。
    異様なほど心配性な主人公と、居候先に住む嘘つきすぎる叔母、かなり陽気で突飛な友人、上司のような小学生など、個性豊かな人々に囲まれて過ごす日常系の群像劇。
    日常系アニメを見ているような、緩くて暖かくてほっこり笑える。
    日常のような非日常、他愛無い幸せが散りばめられてる、素敵な作品だった。
    次の作品も絶対に読んでみたい!

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    2026年09月04日
  • かわりに嘘

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    ツッコミどころ満載の抜け目のない面白さで、とにかく元気の出る本だった。
    他人が身内になる瞬間ってこんなにも愛おしかったなと思い出させてくれた。
    私には寄り添う系よりも奮起系よりもずっと救われる物語だった。

    元気のない時にでも、ある時にでも是非読んでみてほしい。

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    2026年09月03日
  • かわりに嘘

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    メフィスト賞受賞作らしい。面白かった!

    祖母が亡くなり、私は住むところがなくなった。宇曽川のおばさんがうちに来る?と訊いてくれて一緒に住むことになった。サンドイッチ屋さんでバイトを始めた。小学校の時の同窓生の南海と一緒だ。
    サンドイッチ屋さんでなぜだか心配相談を始めさせられる。それと宇曽川邸には開けてはいけない扉がある。宇曽川によると異世界に通じているとか。

    南海が開かずの扉を開けてくれるというので連れてきたが鍵がかかっている。焼き茄子を作っていると、開かずの扉を開けているオッサンがいた。謎の先住者だった。

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    2026年08月06日
  • かわりに嘘

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    一緒に暮らしていた祖母が亡くなり、親戚に家を追い出されてしまった夏目。それまで付き合いのなかった「東京のおばさん」宇曽川が一緒に住むことを持ちかけてくれたものの、異常に心配性の夏目にとっては問題が増えるばかり。物語も文体もユーモラスで楽しい物語です。
    「心配事の九割は起こらない」が通説であるものの、独自の調査によって心配事の七割が起こるということを確信している夏目。その心配事の内容があまりに多岐に渡っていて、想像力の豊かさに驚かされます。謎めいた宇曽川と開かずの扉のあるその家に関し、「霊に呪い殺される」「おばさんが実は快楽殺人鬼」とかいう心配の種が浮かんでくるだなんて! でも確かに絶対にありえ

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    2026年09月15日
  • かわりに嘘

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    スマホにメモ、の使い方が面白かった。サンドイッチとか関西弁とか土地の雰囲気とか、いろいろとみっちりできてて、うまく引きずり回してくれてよかった。

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    2026年09月14日
  • かわりに嘘

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    え、すごく面白かった。メフィスト賞ということで、とんでもなく尖った作品なのでは…と思って読み始めたのですが、笑いつつもほんわか心が温かくなる小説でした。これ、青山美智子さんとか成瀬シリーズとか好きな人が絶対好きなやつだと思うので、タイトルを分かりやすく「心配事は錦C町のサンドイッチ屋まで」みたいにした方が良かったと思うな。ポプラ社から出てそうな話なんだもの。良い意味でメフィスト賞らしくない!

    主人公の夏目は、起こったら嫌な心配事をリマインダーに大量に登録している心配性の大学生だ。
    同居していた祖母が亡くなり住む家がなくなって困っていたところ、おばの宇曽川からいっしょに住まないかと提案され同居

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    2026年09月12日
  • かわりに嘘

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    表紙が可愛かったので読んでみました。
    表紙のイメージ通りのゆるいエンタメ小説でクスっと笑える感じ。

    本格的なミステリとか凝った仕返けのあるストーリーを求めている人には合わないけど、なかなか面白かったです

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    2026年08月23日
  • かわりに嘘

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    可愛らしい装丁と、メフィスト賞受賞作というギャップ?に惹かれて読んでみた。個人的にメフィスト賞の響きには仰々しいものを感じてしまう。

    母親が出奔して祖母と暮らすことになったものの、祖母は亡くなり、住まいをはじめ遺産の類は親族に奪われ、さてどうしようという女子大生・夏目が主人公。
    そこに突然「なら、うちに来たら?」と声をかけてきたのが、“東京のおばさん”こと謎に満ちた遠縁の宇曽川さんで、夏目はそのままなりゆきで錦C町に住むことになる。
    そこで、かつての同級生・南海とも久しぶりの再会を果たしたことがきっかけとなり、夏目は近場のサンドイッチ屋でバイトをはじめ、徐々に錦C町に馴染んでいく。

    「心配

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    2026年08月16日
  • かわりに嘘

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    ツッコミきれない数のボケを繰り出す楽しい錦C町の住人たち おどろきハウス不動産会社の大川で爆笑した 

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    2026年08月14日
  • かわりに嘘

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    日々の現実と虚構の狭間を垣間見るような楽しくも奇妙な小説、キュートで愛らしい世界観にどっぷり

    ■あらすじ
    同居していた祖母を亡くした大学生の夏目は、遺産相続にともない、住み慣れた家を追い出されることになった。途方に暮れていると彼女に声をかけてくれたのは、東京に住む親戚の宇曽川。自宅に一緒に住むことを提案された。

    ただ宇曽川が言うには、コンタクトレンズの幽霊が出るとか、開けたら別の場所に繋がるドアがあったりと、にわかには信じがたい奇妙な話ばかり。しかし実際に夜になるとwifiが繋がりにくくなったり、作ったはずの氷がなくなったりと不思議なことが起こり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    日々の現

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    2026年08月09日
  • かわりに嘘

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    ネタバレ

    『開かずの扉』というあらすじからきな臭い雰囲気を感じたが、表紙がゆるふわなので絶対私が好きな奴やんと思って拝読。
    案の定、悪くない。文体とリズムがコミカルで地に足が着いてないのが非常に愉快でありがたい

    座談会を読んでおくとなお面白く、選評のとおり小ネタが多いです。
    あと例を多く挙げる癖もあります。ハムスターの特徴を表現する時にライトな文体の中あれほど突き詰める人は珍しいと思います。その中でクリティカルな一節がでるのもまた一興。

    構造としては序盤はコツメがおばと出会い、錦C町に行く。そして出会いと謎に対して進展を繰り返すストーリーなんですが、謎が弱いような気がしてワクワク感がなかった。

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    2026年07月30日
  • かわりに嘘

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    本作はメフィスト賞受賞作で、祖母が亡くなり
    住む家が亡くなってしまった大学生の夏目と
    遠い親戚で、親戚中から変人扱いを受けてる
    宇曽川の家に居候させてもらう所から物語が
    始まる。
    宇曽川の家には、ある秘密を持っている。
    開かずの部屋があり、中に死体が隠されていると、根も葉も無い嘘なのか、それとも事実なのか。
    ユーモア溢れる登場人物や、読んで思わずニヤけてしまう会話劇にも注目な作品です。 

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    2026年07月30日
  • かわりに嘘

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    ネタバレ

    日常系っぽいのに不思議で突飛なほっこりする話だった。祖母が亡くなって家を追い出された少女が親戚の家に世話になる話。心配ごとがあるからってそれをいちいちリマインダーに登録してるのはそのほうがよっぽど心配ごとを意識しちゃって嫌じゃないかな?と思うけども。心配ごとがあることは悪くないけどひたすら心配してて疲れそうだなと(てか実際疲れてたわけですが)。同僚の南海ちゃん、チャキチャキした子でおもしろい。押しが強いけどいい子だ。てかクセの強い人が多すぎる。変な街だよ錦C町。
    叔母さんは謎の人っぽいぞ…あやしい…と思ったのに、単純に口から出任せが簡単に出るタイプだってだけなのおもしろいね。照れ隠しもあるんだ

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    2026年09月18日
  • かわりに嘘

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    装丁が好きなイラストレーターさんが描いていたので読んでみた。

    私も心配性なほうだけど、よくそこまで心配事が出てくるなともはや尊敬の念を抱く。
    居候先の叔母さんも、よくそこまで嘘が出てくるなと思う。
    ある意味バランスが良いコンビだし、出てくる人みんな変だけど、ほっこりする感じが憎めない。
    コントみたいな世界で、一瞬だけ住んでみたいと思った。

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    2026年09月12日
  • かわりに嘘

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    心配性な主人公だから、典型的な巻き込まれ型で受け身オンリーかと思いきや、しっかり主張するし行動もする。だからか、主人公の周りには個性的な人たちが集まり、思わぬ方向へ話が進んでいく。その人・ストーリー、どちらもが小気味よい。
    ある意味、舞台のお芝居や、吉本の新喜劇を観ているような、読書なんだけど鑑賞しているようなライブ感が味わえたのもよかった。

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    2026年09月10日
  • かわりに嘘

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    とてつもない心配性の主人公、場を和まそうと口達者がすぎる謎の親戚、みんな悪気なく真剣な人達のわりにだいぶ変わっていてその絶妙な噛み合わなさがもたらす平和なもぞもぞさにフフッとなる。錦C町に行きたくなる。さすがメフィスト賞!

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    2026年09月01日
  • かわりに嘘

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    表紙の可愛さと登場する固有名詞に親近感が湧いて手に取った一冊。「起きたら嫌なこと」を700件もスマホに記録する大学生・夏目と、何かと嘘で煙に巻く叔母・宇曽川の、少し不思議な共同生活。心配性だからこそ見える世界と、嘘だからこそ守られるもの。

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    2026年08月27日
  • かわりに嘘

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    ネタバレ

    よくこんなに心配事が出てくるな!?と思ったし、
    さらにこの心配事をすべて言語化している!?すごすぎる!!
    個人的に、この著者さんと同世代なので、
    エッセイとか読んでみたいな、と思いました。おもしろそう!!

    あらすじを読んだだけだと、もしかしてホラー小説?となりましたが
    タイトルはホラーっぽくない…。
    読み始めたらすぐ、ホラーじゃないことは分かったんですけど、
    主人公があまりにも心配性すぎて、
    なぜか私までめちゃくちゃ不安になってきました。
    扉の向こうにあるものは死体なんだとしか思えなくなって
    ドキドキしてたら・・・!「おじさん!?誰やねん!!」って思わず突っ込みました。
    死体は出てこなかった

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    2026年08月27日
  • かわりに嘘

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    頭から最後の一文(寧ろ巻末の「この物語はフィクションです」の注釈)まで、延々とボケ続けている。その胆力にゾッとするし、こんな与太話を最後まで飽きずに読ませてしまうのは間違いなく才能。深夜ラジオの良いフリートークを聴き終わったかのようなチルい読後感。

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    2026年08月16日