作品一覧

  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,276円 (税込)
    「神が監視カメラのようなものなら、逆に監視カメラは神のようなものと考えることができる」 異なる文化で、なぜ似たような神が信仰されているのか? 神の誕生が農耕革命を可能にした? 推し活や陰謀論はどこまで宗教か?従来の宗教学では答えの出せなかった巨大な問いに、認知科学や進化論の見地から迫る! 日本宗教学会賞受賞の気鋭による初の新書
  • 14歳から考えたい 戦争と宗教

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,530円 (税込)
    争いは人類の避けられない宿命なのか。 それをすこしでも減らし、和らげるために、いかなる方法があるか——。 来たるべき世界をよりよくするための、ささやかな一石となりうる一冊。 平和主義はしばしば、少なくとも短期的には敗者になります。現在の勝利は、好戦的な人にあたえられる傾向があります。これは、平和は存在しないと言っているのではありません。平和は強大な力であり、芸術や商業、社会が栄えるためには必須の条件です。ただ、その存在は目立ちません。平和とは夜吠えない犬のようなものです。そのため、宗教的戦争について議論したときよりも、より細かな状況を、より詳細に見ていくことが大事になります。(本書「Chapter 5 平和を祈る」より)

ユーザーレビュー

  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    Posted by ブクログ

    パレイドリア
    物体に顔などの視覚的パターンを見出す傾向

    最小反直感的
    ほどほどに、期待を裏切ると記憶に残りやすい

    超自然的存在を認知するのに依拠している認知メカニズムはある程度共通
    (上記に加えて擬人感、心の理論、社会的交換原則)

    神話を創り出す必要性が先に存在し、その必要性のために言語能力が獲得された

    宗教はダンパー数の限界を突破することを可能にした取り組み

    神話はクリエイティブコモンズ

    宗教は究極的関心
    人々にとって非常に重要なものがこれまで宗教と呼ばれてきた

    宗教→スピリチュアル
    聖地→パワースポット
    瞑想→マインドフルネス

    宗教観を消すための言い換え

    宗教的なものは人

    0
    2026年08月11日
  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    Posted by ブクログ

    一見非合理な宗教、だが各民族ごと存在する。なぜ宗教が生まれ今でも大きな影響を与えているのか。神、物語、儀礼、呪術という要素ごとにそれらを信じ行動する仕組みを考察していく。

    それぞれの構成員の目の届くダンバー数(おおむね150)を超え、フリーライダーの存在を許さぬ組織のため、監視する存在として神があったという説が個人的には納得。

    推し活との比較など、わかりやすくしかし丹念に検証していく「宗教認知学」入門。知的好奇心大満足の一冊でした。

    0
    2026年08月03日
  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    Posted by ブクログ

    なぜ儀式という不合理な行為が存在するのか。そんなことが知りたくて読んでみた。

    洗脳を解くための条件の一つとして示されていた一文が頭に残る。
    「世界を変革できないということを認識すること」
    つまり、逆にいうと世界を変えられるという共通認識を持った集団が宗教団体ということだ。
    そうかもしれない。わかる。

    「呪術や儀礼は因果的・物理的メカニズムがあいまい」
    「宗教においてもっとも重要なのは神を信仰することではなく、聖と俗の区別」

    呪術は問題を起こさないように祈るわけではなく、問題の起こる場所にたまたま居合わせないように祈るのだ。

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    2026年07月31日
  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宗教を認知科学の観点から分析。
    宗教かどうかは、0か1かの問題ではなく、「わずかに宗教的」から「とても宗教的」までのグラデーションで捉えるべきものである。
    結局のところ最後まで宗教が何であるか定義されなかった。
    研究者の間でも定義が曖昧なことは解るが、筆者の意見を知りたかった。
    哲学や宗教の他の本を読んで、自分なりに考えよう。

    0
    2026年07月27日
  • 神を生み出す脳 「宗教認知科学」入門

    Posted by ブクログ

    神は最小反直観的存在

    宗教認知学は、宗教を不合理で反理性的なものとは切り捨てない。なぜなら、世界中の神は人間に似てるけどどこか違う部位や力を持つなど、共通点を持つから。そんな共通点は偶然生まれない。共通の原因がある。

    それが例えば最小反直観的なものは記憶に残りやすいというヒトの認知の特徴だ。例えば体は人間だが、頭はゾウのガネーシャ。腕を複数持つ阿修羅。手をかざすだけで病人を治すイエス。皆直観では理解できない特徴を持っている。

    世界中の宗教の共通点、つまりヒトが生み出したものという側面からその本質に迫る、宗教認知学の案内書といえる一冊。

    0
    2026年07月01日

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