神は最小反直観的存在
宗教認知学は、宗教を不合理で反理性的なものとは切り捨てない。なぜなら、世界中の神は人間に似てるけどどこか違う部位や力を持つなど、共通点を持つから。そんな共通点は偶然生まれない。共通の原因がある。
それが例えば最小反直観的なものは記憶に残りやすいというヒトの認知の特徴だ。例えば体は人間だが、頭はゾウのガネーシャ。腕を複数持つ阿修羅。手をかざすだけで病人を治すイエス。皆直観では理解できない特徴を持っている。
世界中の宗教の共通点、つまりヒトが生み出したものという側面からその本質に迫る、宗教認知学の案内書といえる一冊。