小森しゃおの作品一覧
「小森しゃお」の「明治に転生した令和の歴史学者は専門知識を活かして歴史を作り直します【電子単行本版】」「明治に転生した令和の歴史学者は専門知識を活かして歴史を作り直します【単話版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
「小森しゃお」の「明治に転生した令和の歴史学者は専門知識を活かして歴史を作り直します【電子単行本版】」「明治に転生した令和の歴史学者は専門知識を活かして歴史を作り直します【単話版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
正面から歴史の改変
作品の組付けそのものは大変のよくある過去への転生ものであるが、正面から歴史の改変を試みところが、凡百の作品とは大いに異なるところである。大日本帝国の歴史をどのように改変しようとしているのか、第一巻から大変に興味深い。
安易
現代の歴史学者が日清戦争前にタイムリープし、戦争を繰り返した歴史を変えようというもの。
あまりにも大きなスケールでの改変を目論んでおり、それを実施できるかもしれない地位の近衛家の長男という立場になったのは興味深い。
ただ、歴史問題は一筋縄ではいかず、安易に「平和」を叫べば済むものではない。
日清戦争にしろ日露戦争にしろ、「当時の価値観」では悪とまで言えず、事実としてそれで日本が発展している。
それを「戦争はダメ」という理由だけで止めさせるなら、それ相応の代案をまず出すべきだろう。
さらに言えば、戦争は一国の判断だけで行われるものではない。
百歩譲って日本が平和主義になったとしても、相手国が軍備を増強し、圧力をかけて来たのではどうにもならない。
それをうまく解決できるレベルの作品なのか、単に表面だけで平和を叫んでいるのか。
どうも後者のようにしか見えない。
脚気に関わる軍の食料の話があったが、あんなの軍歴もない貴族院議長に変革できるはずもない。
非常に面白いテーマだが、一方で非常に難しいテーマでもある。
歴史学者だからこそ、安易にそれに突き進むという道を取るはずもないと思うのだけど。
という事で、「作者の一方的な思い込み」で突っ走る危険性をはらんでいる作品じゃないかと思う。
まだ異世界だとか、「第二次世界大戦の日米開戦だけを防ぐ」とかならもっとマシな話になっただろうに。