作品一覧

  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)
    3.7
    1巻1,265円 (税込)
    犯罪史や解剖学に没頭する十三歳の少女エイヴァはある夜、家を抜けだし向かった小動物の死骸置場で、級友の少年ミッキーの遺体を発見する。その夜から少年ばかりを狙う拉致殺害事件が発生。どの被害者にも咬み痕があり、傍には仔犬の死骸が。折しも町では獣ともつかぬ怪物が目撃され……。八〇年代初頭のバーミンガムで、家庭環境に悩む多感な少女が猟奇殺人事件に挑む驚愕のデビュー作!(解説・大矢博子)

ユーザーレビュー

  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    題名と帯が、凄く興味をそそる。
    事件から解決に至るまで、とてつもなく切なく痛い。
    から、こんな言い方が合っているのかは疑問だけれど、面白かった。翻訳も、とても読みやすい。

    登場人物が少しややこしくて、あれ?これ誰だっけ?となる事もしばしば。
    でも、時や場面が行ったり来たりという事も無くて、時系列通りに進んでいく流れは読みやすくて、置いていかれる事も無い。

    たった7ヵ月程に起こった出来事、とは思えない程に色々な事が起こって、色々な思いが交差して、13歳のエイヴァにとって、これがいい成長に繋がる事を願わずにいられなかった。それほどに、主人公エイヴァは、色々な意味で危なっかしい。

    『三つ子の魂

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    2026年03月04日
  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    聡明な少女が連続猟奇殺人事件に挑む

    テーマがテーマなだけに、死体の腐敗や損壊の描写がエグく、やや読む人を選ぶかもしれない。

    少年が狙われる連続猟奇殺人事件を巡る物語。舞台は80年代のイギリス、バーミンガム。複数の人物の視点から描かれる重厚なミステリーだ。600ページ以上ある。
    メインの視点は犯罪史や解剖学に詳しい少女・エイヴァ。匿名で提供される彼女の知識や情報には警察も舌を巻く。
    二番手は善良な刑事のデライエ。エイヴァを信頼し、また市民と良好な関係を築くのがうまく、事件の情報を集めていく。

    とにかく邦題がかっこいい。センスにあふれている。動物が鍵となる本作だが、邦題はエイヴァのパーソナリ

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    2026年07月03日
  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    冒頭から不穏な感じで惹きつけられます。早々に犯人がわかる設定、むしろわかるようにしているのかな、と。犯人がどうしてああなったのか描写するのがメインだったような。映像にしちゃえば荒唐無稽、CG満載B級チックですが、そうなった背景があるのだと文章で説明することで重みが生まれたように思います。こうした作品でいつも思うことですが、家庭環境が酷すぎると子どもは逃避せざるを得ません。エイヴァの知識が光りますが、あれほどクレバーになったのは彼女の持ち前の聡明さもさることながら家庭環境がそうさせたのでしょう。それを思うと悲しくなります。犯人もそう。非常にヘビーな場面が多々登場し、この邦題は可愛すぎるのでは、と

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    2026年05月12日
  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やがて子供から
    大人へと変わっていく頃の瑞々しさ
    と同時に、いわれのない苛立ちや不安
    ざらついた焦りみたいなものを感じながら
    事件を捜査する本当の大人たちが
    物わかりのいい
    ただの良い人に成り下がっていて
    猟奇的なはずの児童連続殺人事件が
    まるで何でもないことのようだった。
    ミステリーというより
    スリラーとして振り切った方が
    独特の世界観を
    より暗く、冷たく、残酷にできたのに…

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    2026年07月15日
  • 夜が少女を探偵にする(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    うーん。素直に面白いとは言えない。
    作品名に惹かれて読んでは見たものの、そういう感じか…とちょっと残念だった。
    猟奇的な方面にしつつ、なんとも色々振り切らず…
    面白くないわけではないのだけれど、あまり満足感は得られなかったかな…。

    0
    2026年06月24日

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