久々原仁介の作品一覧

「久々原仁介」の「海のシンバル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 海のシンバル

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,672円 (税込)
    “僕は、君にちゃんと傷付けられて、幸せだった” 下関のラブホテルで働く青年×毎週水曜に売春する女子高生 気送管を使った秘密の文通でふたりは、一生分の恋をした。 「小説家になろう」第1位(※)  「書籍化クラウドファンディング」431%達成 話題のウェブ発恋愛小説ついに書籍化! (※)2025年12月 文芸(純文学)ランキング ”触れない。見れない。だからこそ、愛した。” 下関の海岸沿いに立つ“ファッションホテル”ピシナムで働く磯辺逢深は、そこで売春する少女・Rと、客室と受付を繋ぐ気送管を使って短い手紙のやり取りを始める。互いに惹かれる二人だったが、ある冬の日、Rは突然姿を消したーー。4年後、磯辺の元に「ピシナムの取材がしたい」とウェブライター・秋山千鶴が訪ねてくる。彼女との対話から、Rの失踪に秘められた残酷な真実が、ゆっくりと紐解かれていく。 (ファッションホテル:受付にホテルマンが24時間待機しているラブホテルの呼称) 不器用で痛々しい二人の恋に、きっとあなたも涙する。

ユーザーレビュー

  • 海のシンバル

    Posted by ブクログ

    ラブホテルの客と受付という関係の中で、お互い名前も知らずホテル内の気送管の文通のやり取りだけで心を繋げていく物語。客である女子高生の主人公は、釜石で3.11を経験しており吹奏楽の先輩の死が確実となったことにより自ら死を選んでしまう。
    作者のデビュー作ということもあり、所々に無駄や納得し難い部分ががありますが、切なさに心動かされました。

    0
    2026年09月01日
  • 海のシンバル

    Posted by ブクログ

    SNSで話題になり、クラウドファンディングで431%達成し書籍化。王様のブランチでも紹介されていたので、気になり手に取った。

    下関の海岸沿いに立つファッションホテル『ピシナム』。そこで働く磯辺逢深(いそべあいみ)は、毎週違う男と201号室を利用する少女Rと、客室と受付を繋ぐ気送管を使って短い手紙のやり取りを始める。互いに惹かれる2人だったが、ある冬の日、Rは突然姿を消してしまった…

    磯部とRとの少し変わった交換日記のようなやり取りで、物語は恋愛小説のていで展開していく。けれども、Rの抱える深い心の傷が明らかになったとき、装いが一転し一気に引き込まれた。

    当事者と第三者。受けた傷の大きさや

    0
    2026年08月29日
  • 海のシンバル

    Posted by ブクログ


     静謐な序章、金魚の赤・気送管ポストでの魂の交歓、先輩のシンバル・轟音の津波、3.11の映像、そして白い封筒と消えない気送管ポストの音でラストへ。
    磯部とRの儚く切ないが確かな愛の証を繊細に描いた傑作!ご献本に感謝!

    0
    2026年05月25日
  • 海のシンバル

    Posted by ブクログ

    とにかく冒頭入りの一文がとても好き
    冒頭一文に感度したのは重力ピエロ以来久しぶり

    カバーの画がとても綺麗で帯引き込まれてジャケ買い
    あまりこの手の本は読まないですがとても面白かった
    (まさか震災関連の本だとは思ってなかった)

    文体もとても綺麗でスラスラ読める
    夜の描写と海辺の描写がすごく印象残ってる

    ジャケと帯に騙されてけど純文学?なのかな
    ちょっと村上春樹感じました

    0
    2026年04月26日
  • 海のシンバル

    Posted by ブクログ

    文学フリマで出会った作家さんの初商業作品です。
    生きることに不器用で真面目な磯辺さん、やっぱり好きだなぁ。
    言葉を大事にしすぎてるけれど。

    0
    2026年03月24日

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