藤野知明の作品一覧
「藤野知明」の「どうすればよかったか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤野知明」の「どうすればよかったか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
職業柄読まねばならぬと思っていたが、読み始めたら一気読みだった。本書の筆者は映像作家の方だが昨年同タイトルの映画を公開。マイナーながらヒットしたように思う。著者は基礎医学研究に従事する医師夫婦の長男であり、統合失調症を患った姉を持つ。本書で扱うのは、医師夫婦のもとにいたにも関わらず、疾患を否定され、適切な医療を受ける機会を失っていた姉の記録。統合失調症は多くの方が漠然としたイメージでしか知らないと思うが、人生のある時期から幻覚(幻聴が多い)と妄想(ありもしないことだが本人が思い込み修正不能な思考内容)で特徴づけられる症状を呈し、社会性や認知能力を低下させていく疾患である。男性では思春期に、女性
Posted by ブクログ
「興味深い」では片付けられない重い1冊。
統合失調症。治療を受け、症状が比較的落ち着いている人が社会に出て日常生活も送れるというのはTVで見たりして知っていたけれど、治療を受けずにいた場合のモデルがこちらなのであろう。
両親は2人とも医師でありながらも、娘が発症しても、頑なに治療を受けさせようとしなかったという特殊な例であるが。
弟である著者は、姉の様子がぜったいにおかしい、受診させるべきと両親に訴えるも「入院させたら余計悪くなる」と拒否。
両親の生い立ちとともに、子どもたち(姉と著者)の成長過程や姉の症状の変化、親の対応、日常的にそれを目の当たりに著者の心情が出ていて本当にリアルに感じた。
Posted by ブクログ
著者としては、姉が両親から医療を受ける権利を侵害された問題を記録したドキュメンタリーだといえます、と。
まずは問題を見つけること、ミスをしたときはミスをミスと認めることからはじまる。
自分に置き換えると、ありがたくも意図せずに、とある家族に生まれて育ち、学校や社会との関わりを持ちつつ、大人になって自分の家族を作ってみていま15年くらい、外に開かれている部分もあるけどうちの場合は価値観は夫婦でそこそこ一枚岩、夫婦で意見が食い違って子どもを混乱させそうなときは、話し合って同じ方向を向くようにしている。
そのあり方はこの著者のご両親とも同じかと思う。
家族はなにかあるたびに、右か左かの選択をし