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  • 適者はいかに作られる――DNAで読み解く進化の仕組み
    5.0
    1巻3,960円 (税込)
    南氷洋でも凍らない無血魚、熱泉に生息するアーキア(古細菌)、三色型色覚を持ち反芻するサル、生きた化石シーラカンス、単純な眼から複雑な眼までさまざまな眼の進化……それらの適応はみなDNAに残されている進化の痕跡で説明できると、進化発生生物学(エボデボ)の第一人者キャロルは語る。ダーウィンにとって見ることのかなわなかった自然淘汰(「適者生存」)の中間段階は、DNAに刻印されているというのだ。〈私はさまざまな読者を想定して本書を執筆した。自然史学に大きな関心を持つ読者のためには、熱泉や洞窟、密林、溶岩、深海といった過酷な環境に魅惑的な生物種がいかに適応しているかをお見せする旅に誘おう(…)学生と教師のみなさんのためには、進化の鍵を握る要素を説明するうえで最高の事例にして、生命の刮目すべき多様性と適応力に対する畏怖の念を喚起するはずの事例に焦点をあてた(…)そして反進化論者が掲げるレトリックと偽科学を篩い分けたいとお考えの方々のためには(…)〉(「はじめに」)〈進化を操っているのは、主に偶然、淘汰、時間という要素である(…)進化発生生物学の新知見を導入することで進化の総合説を拡張できるというのがキャロルの立ち位置である〉(「訳者あとがき」)写真・図版多数、カラー口絵8頁。

ユーザーレビュー

  • 適者はいかに作られる――DNAで読み解く進化の仕組み

    Posted by ブクログ

    ショーン・キャロル、エボデボを解説した『シマウマの縞』、動植物の個体数調節の法則を論じた『セレンゲティ・ルール』の著者。その彼の3冊目の邦訳書。
    原著は2006年刊、“DNA and the Ultimate Forensic Record of Evolution”という副題が付いている。犯罪の科学捜査よろしく、DNAから、ほぼ解決済みの、あるいは捜査中の進化のケースを洗い直すという趣向。さあ、なにが出てくるか。
    全10章。各章、読み切りも可能。各章とも、冒頭はジャーナリスティックな書き出し、すっと入ってゆける。個人的な関心では、動物の色覚の進化をあつかった4章「古きものから新しきものを作る

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    2026年07月06日
  • 適者はいかに作られる――DNAで読み解く進化の仕組み

    Posted by ブクログ

     タイトルの「適者」って、「適者生存」の適者です。進化のお話です。わたしには難しく感じられましたが、楽しく読めました。

     生物進化の具合がポケモンみたいに、見て色や形の違いですぐにわかればよいのですが、現実は微妙です。
     それでも、ダーウィンさんが進化論を発表したころと違い、現代ではDNA情報を読み解く技術が進歩しています。
     その技術でガンガンに溜まったDNA情報、よくみるとそこには進化の足跡が残っているそうです。

     例えば、ある生物種が昔はよく使っていた遺伝子が、夜行性に変化しただの、ライフスタイルの変化で使わなくなり、遺伝子が壊れるに任せた状態でDNAのなかに放置?されていることがあ

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    2026年06月21日

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