作品一覧

  • 国際感覚ってなんだろう
    3.5
    英会話ができ,外国人とそつなくつきあえればいい? 二一世紀を生きる若者に求められる国際感覚はそうではありません.一人の人間として異文化とむきあい,平和・人権・環境など人類共通の問題解決に参加できる,そんな「地球市民」としての資質を身につけたい.自己表現や討論の能力,ボランティアなど,具体例豊富に探ります.

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  • アクティブ・ラーニングとは何か
    3.6
    1巻968円 (税込)
    新学習指導要領のもと、今年本格始動する「学び方改革」の目玉なのに、中身への理解も導入の準備も進んでいないアクティブ・ラーニング。しかしそこで展開される互恵的で深い学びは、自立的学習者、民主主義の手続きと運用に習熟した自律的市民の育成につながる大きな可能性を持つ。「学びの演出家」の第一人者が実践的に解説。

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ユーザーレビュー

  • アクティブ・ラーニングとは何か

    Posted by ブクログ

    学術的で難しい内容かと思ったら、読者を専門家以外の人と想定して書かれている本で非常に読みやすかった。
    また、実際の事例を元に展開されているのでわかりやすい。
    そして、臨場感あふれる描写に、現場の雰囲気や学習者、教師の学びに対する喜びがひしひしと伝わってきて読んでいるこちらもワクワクするほどだった。
    教師たちが真摯に教育に取り組む姿勢を垣間見て、教育無償化に対する疑問も浮かんだ。
    教育無償化には一部賛成だが、それよりも現場のリソース確保のためにそちらにお金を充てるべきではないかと思った。
    学習者のための教育について政府にも今一度考えてほしい。

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    2024年10月22日
  • アクティブ・ラーニングとは何か

    Posted by ブクログ

    アクティブ・ラーニングとは何か
    著:渡部 淳
    岩波新書 1823

    欧米の影響で、文部省は、黒板とチョークの一方的な授業から、ロールプレーイングやディベートを含めた双方の授業へ、「アクティブ・ラーニング」へと学び方改革を進めていく方法を述べています。

    知識注入型授業の比重が高いのは、東アジアの特徴である。
    日本をはじめ、韓国、中国、ベトナム、シンガポールなどの国々に見られる傾向である

    欧米では、個性尊重、経験主義、自学主義が生まれ、大正時代の日本にも影響があった。

    戦後、まもなく、文部省は、教育の目標、内容、方法について、全国一律の教育の手引きとして、学習指導要領を作成した。

    1947

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    2024年02月09日
  • アクティブ・ラーニングとは何か

    Posted by ブクログ

    大人の学びについて関心を持って自分で実践しながら思考しているうちに、子供たちの現在の学びの様子にも興味を持ち出して読んでみた1冊。
    2022年から高校社会科の教科が大きく変わって、横断的に見る目を養っていくような方向に舵をきられたことや、アクティブラーニングのいろんな手法を組み合わせて使いながら、学習の定着と実践的なスキルを身につける方向性はとても良いと思った!一方で、日本の国家予算の中で教育に占める割合が先進国でも最下位位レベルであることや、現場の花教員が本来の教えるという仕事以外に割かれる時間が膨大であることなど、課題もたくさん。
    ビジネスサイド(民間)から何か支援できることを模索したいと

    0
    2022年03月10日
  • アクティブ・ラーニングとは何か

    Posted by ブクログ

    教育分野の者ではないが、アクティブラーニングの背景を知りたくて読んでみた。目的の日本の教育の歴史がわかった。ディベートが教育現場で流行っていたことは知らなかった。

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    2023年05月12日
  • アクティブ・ラーニングとは何か

    Posted by ブクログ

    著者の渡部氏はこの本が発行されるちょうど前日に逝去されました。
    印象に残った点を2つ。
    ①ドラマ技法をはじめとしたさまざまなアクティビティの習得の必要性とその困難さ
    ②アクティブ・ラーニングは学校だけでなく、社会全体で進めていかなければならないということ
    生徒目線で、何を“どのように”学ぶか、ということをより意識して今後の授業を考えていきたいと思います。

    0
    2020年05月11日

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