スティーヴン・マンフォードの作品一覧
「スティーヴン・マンフォード」の「哲学がわかる 因果性」「哲学がわかる 形而上学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「スティーヴン・マンフォード」の「哲学がわかる 因果性」「哲学がわかる 形而上学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大学のレポート課題のために読みました。
本書では因果性にまつわる議論が横断的に扱われています。
話の導入が丁寧で、因果論を初めて学ぶ自分でも無理なく読み進められました。
因果論の入門書として非常に良かったです。
章ごとのキーワード
1 因果性、デイヴィッド・ヒューム、バートランド・ラッセル
2 規則性(恒常的連接性)、デイヴィッド・ルイス
3 時間的先行性と近接性、イマヌエル・カント
4 反ヒューム主義、必然性、スピノザ、アリストテレス、ジョン・マッキーのinus条件、エリザベス・アンスコム
5 反事実条件、多重決定
6 物理主義、ジョン・ロック、還元主義、創発主義
7 多元
Posted by ブクログ
先日、形而上学の入門に関する本を読んだのですが、今一つピンと来なかったので、もっと易しそうな形而上学の本を読もうと思い、手に取ってみました。
結果として、理解はあまり進みませんでしたが、今回、本書を読んでいて思ったのは、「形而上学は無限後退を嫌うけれども、実は無限後退は、形而上学が対象物(事象)を扱うときに、通過すべきチェックポイントになり得るのではないか」ということ。
なぜなら、無限後退を回避、あるいは乗り越えることができると、形而上学は進歩するので。
なお、第10章で、形而上学と科学が対比して述べられているのですが、基本的には理系の道を進んできた自分にとっては、形而上学よりも科学の考え