福地毅彦の作品一覧
「福地毅彦」の「海を渡った天才博物画家 伊藤熊太郎 謎に包まれた金魚図譜を追って」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「福地毅彦」の「海を渡った天才博物画家 伊藤熊太郎 謎に包まれた金魚図譜を追って」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
明治時代、画工であり博物画家であった、伊藤熊太郎。
彼は海洋調査船に乗りアメリカに渡って、博物画を描く。
偶然に彼の魚の肉筆画を入手した著者が追うのは、
忘れ去られた画家の足跡と生き様。そしてその博物画。
・序文 特別寄稿 伊藤熊太郎ー日米博物画交流史の
一挿話 荒俣 宏
第1章 幻の魚類博物画家・伊藤熊太郎
第2章 新発見の『魚譜』がこれだ
第3章 『魚譜』をめぐる謎 第4章 伊藤熊太郎の生涯
第5章 伊藤熊太郎の足跡を探して
第6章 博物画の過去と現在、そして未来
・あとがき 参考文献有り。
表紙の金魚の絵の美しさに魅せられての、読書。
著者が偶然に古書店
Posted by ブクログ
40年近く前に初めてもらったボーナスを握りしめて古本屋街で購入したかった図鑑をゲットしてホッとした著者。そんな著者に古本屋の主人は古い魚の絵(主に金魚)を見せた。誰が描いたのかも分からないその絵(魚譜)に魅せられた著者は、値段もついていないその本を古本屋の主人から無理やり購入。これがストーリーの始まり。
それから時は30余年が過ぎる。
著者はたまたま観ていたお宝探偵テレビ番組で自分が購入した「魚譜」とタッチがとても似ている絵が掘り出し物として出ているのに気づいた。
描いたのは伊藤熊太郎。
写真技術の発達していなかった100数十年前、図鑑は誰かが描いた絵に頼らざるを得なかった。こうした絵は博物画