清野孝弥の作品一覧
「清野孝弥」の「ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く」「1年で5ヵ国語をマスターした私の外国語「同時」習得法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「清野孝弥」の「ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く」「1年で5ヵ国語をマスターした私の外国語「同時」習得法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
ここ数年、本が最後まで一気に読めていなかった。が、この本は文体が読みやすく、小説やドラマのように何度も引き込まれ、2、3時間で一気に読んでしまった。
ここまで山あり谷ありだと実話か疑ってしまうが、帯どおり本当なんだろう。
逆境の中でも頑張っている人がいる、比べれば自分はとても恵まれた環境にいると感じた。
内容に関しては、家事や介護はほぼ書いていないが、猛烈に勉強に打ち込みながらも、とんでもなく困難な環境に何度も打ちのめされそうになりながら、最後は東大合格という1つの結果を出していることに単純に素晴らしいと思える。
大学に行きたいと思っても、生活保護や受験制度、大学側の推薦条件など、貧困家庭であることの壁は色々あると知った。すべてではないにしろ、それを救おうとする制度があることも。
著者と妹さんが幸せでありますように。
Posted by ブクログ
文章量は少ないので、1時間くらいですぐ読めます。
が、その分量に収まりきらないドラマが、語りきれない一人の少年の人生が、青春が、この一冊には詰まってる。貧困と、ヤングケアラーとなってしまった家庭環境、よくぞここまでたどり着けたなあ、と淡白な文章なのに後半涙が勝手にこぼれました。
横浜翠嵐に最後1ヶ月で合格、そこから事件はありながらも東大に現役合格。
地頭がよくなければこれはない。でもやっぱり地頭だけではここまではこれない。
友達や先生、警察官と助けてくれる人たちとの巡り合わせはがあったこと、そして何より本人の努力がないとここまでは来れない。
だれでもが辿り着ける場所じゃないけど「諦めずにトライすると、辿り着けることもある」というのは何よりの応援。勇気をもらえました。
生活保護を受けていると、大学には行けないとか、彼だけでなく受験期にいろんなバックグラウンドで悩む子がいるとか、この先世の中に変わってほしいことも知れました。
読んでよかった!この先も頑張ってほしい。
Posted by ブクログ
2〜3時間程度でさらっと読み切れる上、内容が充実している書籍というのはなかなか出会えるものではないと思っていたが、本書はその条件を完全に満たしていた。さすがは現役東大生といったところか。難しい内容も要点をしっかり押さえてわかりやすく解説してくれているので、するすると言葉が頭に入ってくる。同じような内容の書籍だと、SB新書から『最強の外国語習得法』というものも出ているので、併せて読むと効果的であろう。ただ、どちらもあくまで「勉強法の解説」、そこを割り切って読む必要がある。
同時習得法と謳ってはいるが、本書は同時に多くの言語を習得するための方法よりも、一つの言語を短時間で習得するための方法にその内容のほとんどを割いている。だからといって役に立たないわけではなく、何から始め、どこまでをゴールとするかを明確に記してくれているので、これから学習する方は計画を立てる際大いに活用できるはずだ。
どこまで習得できたら良しとするか、この線引きはかなり難しい。私自身英語を学習する中で思ったことではあるが、本当にキリがない。学べば学ぶほど新しい課題が立ち現れるからである。
著者もこの現実について触れた上で、その最終目標を「その言語の辞書を読んで調べ物をできる」レベルに設定している。これはかなり画期的だ。
著者が述べているように、多言語を使う際はその言語に即した考え方に脳の働きをシフトする必要がある。いちいち日本語に切り替えて考えていたらいつまでも日本語離れできないから意味がない。
英語であれば、英英辞書で調べ物ができるレベルに達したら一旦はクリアと言ってよい。辞書の説明文は、難しい言葉を易しい単語で解説してくれているので、この段階に達しているということは十分にその国の言語でものを考えることができている証になるからである。著者はこの本を通じて、読んだ人全てがその言語の能力を存分に伸ばすことが可能な地点まで押し上げることを目的にしていると私は思う。実際言語習得というものは最初のハードルが高すぎて、その段階に至る前にやめてしまうことの方が圧倒的に多い。基礎的な部分を固めるためのマインドについて解説してくれている書籍はそうないのだから、このような有益な新書を積極的に活用していくべきであろう。
序盤の段階ではその効果について疑問に思うかもしれない。なにせ著者は東大生だし、その勉強方も、留学生のために英語でキャンパス案内をしてあげる、などあまりに普通の人にとっては現実離れしているものだからだ。そんな機会普通の学生や社会人にはない。しかし、著者自身帰国子女には及ばないことを説明した上で、留学もせず言語力を伸ばすにはどうしたらよいかを論理立てて解説してくれている。読み手も著者の立場に立って考えられるよう様々な工夫が凝らされているので、半信半疑になりながらもちゃんと最後まで読み切ることを強くお勧めする。
余談
著者はヨーロッパの主要言語と中国語を習得しているとのことだったが、できれば韓国語も習得していてほしかった...。丁度勉強したいと思っていたところだったのだ。K-POPに興味はないけど、ポンジュノと古代朝鮮に興味があるおっさんはなにをモチベーションにして勉強をしていくべきなのかも解説して欲しかった。
いやまあそんなの自分で考えろよって話なのだが。