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  • 宇宙線のひみつ 「宇宙最強のエネルギー」の謎を追って
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    村山斉さん(東京大学Kavli IPMU初代機構長)絶賛! 「宇宙から来るメッセンジャー。 ブラックホールの内部や星の爆発を探る、 宇宙線研究者の壮絶な戦い」 素粒子、ビッグバン、生命進化―― すべてのカギは宇宙線が握っていた! 1912年の気球実験で存在が明らかになって以来、はるか宇宙の彼方から届く「謎の手紙」として、宇宙物理学者たちの好奇心を刺激し続けてきた「宇宙線」。その研究からは、「反物質」や「素粒子」の発見、46億年におよぶ太陽活動の歴史、巨大な物質を透視する「ミュオグラフィ」など、さまざま科学的叡智が生み出されてきた。本書では、世界的な話題を呼んだ“最強クラスの宇宙線”「アマテラス粒子」を発見した宇宙物理学者が、宇宙線研究100年の軌跡とその最前線を伝える。 【目次】 序章 アマテラス粒子の衝撃 第1章 宇宙から送られた「謎の手紙」 第2章 こんなにすごい宇宙線 第3章 「もっとも高いエネルギー」を追い求めて 第4章 最強の宇宙線、未知なる正体 第5章 天文学のパラダイムシフト 終章 2040年代の宇宙線天文学 「244エクサ電子ボルト」の衝撃/「アインシュタインの正しさ」を裏づけた宇宙線/「宇宙最強の粒子」と「宇宙最古の光」の衝突/生命は宇宙線が進化させた?/ピラミッドや火山を透視する「ミュオグラフィ」/「宇宙線の化石」からわかる太陽の歴史/天文学のパラダイムシフト……etc.

ユーザーレビュー

  • 宇宙線のひみつ 「宇宙最強のエネルギー」の謎を追って

    Posted by ブクログ

    数年前にニュースになっていた「アマテラス粒子」の研究者の方が書いた書籍で、
    X上で見かけて購入した書籍である。
    「アマテラス粒子」のニュースを見たときには「なんじゃその中二病的な名前は」と思っていたが、その粒子を検知する手法や、それがどれだけ検知することが難しく、なおかつ、理論的説明が難しいモノと知り、宇宙線天文学の面白さを知ることが出来た。

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    2025年08月24日
  • 宇宙線のひみつ 「宇宙最強のエネルギー」の謎を追って

    Posted by ブクログ

    アマテラス粒子。2021年に検出された観測史上最高クラスのエネルギーを持つ宇宙線。ニュースで取り上げられたと思うが、お恥ずかしながらこの本を読むまでその存在を知らなかった。
    この本の著者は1985年生まれの若き研究者であり、アマテラス粒子の第一発見者であり、命名者でもある。

    宇宙線。電荷をもった原子核を指すようだが、わかるようでわからない。
    陽子、中性子、原子核、電子、陽電子、ニュートリノ、光子、重力波なども宇宙線に含まれるようだが、その極めて小さい世界と背景は広大な宇宙。この規模の大きさに違いに不思議な感覚を持つ。スーパーカミオカンデなどの宇宙線の検出器の巨大さに圧倒されるが、極めつけは南

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    2025年09月24日

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