作品一覧

  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間
    4.3
    1巻638円 (税込)
    原爆投下直後の広島、その克明な記録が甦る。 瀬戸内の島で原爆投下の8月6日を迎えた著者の奥田貞子さんは、その翌日、広島に入り、8日間にわたって兄の子どもたちを探して市内を駆け巡ります。その間、市内で会った多くの子どもたちの死に立ち会うことになり、死を前にした子どもたちの様子を克明に日記に残しました。戦争の悲惨さにどう自分が居合わせたか、そして何も出来なかったか。戦後80年が経ったいま、その真実を忘れるな、という著者の悲痛な叫びが甦ります。

ユーザーレビュー

  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間

    Posted by ブクログ

    記録を残してくださり、そしてこのような形で出版してくださったことへの感謝の念を抱きました。

    内容については、まだ言葉になりません。。
    この深い悲しみが二度と起こらないことを、戦争がこれ以上繰り返されないことを、心の底から願いました。

    0
    2025年08月06日
  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間

    Posted by ブクログ

        『空が、赤く、焼けて』
       原爆で死にゆく子たちとの8日間



    こちらは 奥田貞子さん という方の作品

    原爆が投下された翌日から八日間、三十一歳の奥田さんが兄の子を探して広島の町をさまよい歩いた記録です


    八日間のなかで目にしたことや、会話したことなど 奥田さんは日記に書きとめていてそうです


    このお話は 十一の短編 と ニ編の詩
    で構成されています
    それと…巻末には 重松清さんによる寄稿
    「ささやかでなければ、伝えられないこと」が
    掲載されています



    読んでいて……
    どうしても気になってしまったのが

    『待っていた兄と妹』というお話の中で



    ちょうどわた

    0
    2025年08月10日
  • 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間

    Posted by ブクログ

    今年はちょうど戦後80年という節目の年。
    戦争は無惨にも多くの命と多くのものを奪った。
    特に原爆は人類史上に残る悲劇。
    原爆の日の前に読んでおきたい、もっと知りたいという思いで本書を手に取りました。

    本書は著者が原爆投下された翌日から八日間、
    兄の子二人を探して広島の町をさまよい歩いた
    ときに見聞きした子供達の生の声とそのときに感じたことを日記として、その一部を本にしたものです。

    著者が目にしたものは、破壊し尽くされた街に負傷していたり、ひどい火傷をした人、手足や顔の皮が垂れ下がったまま歩いている人、周囲は死体の山まるで地獄絵図のようです。
    以前マンガ『はだしのゲン』で見た惨状そのままで実

    0
    2025年07月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!