後藤遼太の作品一覧
「後藤遼太」の「ルポ 戦争トラウマ 日本兵たちの心の傷にいま向き合う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「後藤遼太」の「ルポ 戦争トラウマ 日本兵たちの心の傷にいま向き合う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戦争トラウマがあると
・父が酒に酔って暴れる
・ちゃぶ台を返して怒鳴り散らかす
などが共通点になるのか、と驚き。多くの人に取材しているはずなのに似た話がよく出てくる。読み物として似た話ばかりで退屈、という意味ではなく戦争トラウマが持つ恐ろしさに驚いている。
読んだ限り、目を逸らしてはいけない事実だと思ったけど小中高大と今まで全く触れることがなかった。きっと日本全体がなんとなく目を逸らしていたんじゃないかと思う(自分が真面目じゃないというのも当然ある)。戦争トラウマを持つ人やその子孫から直接危害与えられたらもちろん良い思いはしないが、それでも知っているだけで少しは想像力を働かせられるはずなので
Posted by ブクログ
3歳の頃から見る巨大なタイヤが剛速で目の前を回って走っている恐怖の夢。見るたび内臓を嫌なものが駆け巡り眠ってられなかった。
これはもしかして満州から一人で帰った5歳の母からのトラウマの移譲なのか、、、??
満洲の話を聞け聞けと小学校の頃から強制されイヤイヤ聞いていた。母親は号泣し、そんな母親の姿を見たくなかった私。
それは青春期まで、私が母になってからも続き、なぜ、いつも聞かせるのは私なのか?なぜ、大事にされ愛してる息子(私の兄)にではないのか?と理不尽に思ってきた。
この本に書いてあるおおよその戦時中戦後の辛苦の体験たちにその秘密が見え隠れする。
2026.2.1
Posted by ブクログ
戦争は戦時中だけでなく、戦後も元兵士も被害を受けた民間人も、また多大な民間人の被害を出した沖縄、原爆、大空襲など、また日本軍が諸外国で残した爪痕など、さまざまなPTSDを残し、それが次の世代やその次の世代にもつながっている。特に日本は精神論が強く、PTSDなど無かったことにされていたり、隠蔽されたり、国としての補償以前に調査すらされていない状況。日本の虐待などの問題にこのような履き系があることが最近になって知られるようになったが、改めて戦後80年として、この剣が世の人に知られ、研究が進むことを祈るばかりである。新聞記者が書いたものだけあり、読みやすく、そして説得力もあった。
Posted by ブクログ
ノンフィクションのエピソードがこれでもかと収録されている。
個人的には、復員後PTSDに苦しみ、家族にDVなどをした後自殺した人が、想像以上に多かったことに衝撃を受けた。また、武田鉄矢の取材コラムも凄まじかった。
日本の(日本人)の良くないところがよく分かるうえに、戦争がもたらす長期的で連続した被害についても理解を深めることができた。
復員後の元日本兵の「被害」のトラウマだけでなく、彼らが戦時下に他者に行った「加害」、戦後に自身の家族に向けた「加害」などにも触れられていて良かったと思う。被害者であり加害者である、このことは忘れずにいたい。