ニコラスデイの作品一覧

「ニコラスデイ」の「消えたモナ・リザ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 消えたモナ・リザ
    4.5
    1巻1,683円 (税込)
    名画モナ・リザを一躍有名にした事件とは? 1911年モナ・リザが、ルーブル美術館から盗まれた。迷路のようなルーブル美術館の警備はどうなっていたのか? どうやって持ち去ったのか? 美術館でそれほど重要な扱いを受けていなかったモナ・リザが盗まれ、この名画は一躍注目をあびるようになる。 一方で、レオナルド・ダ・ヴィンチは、この絵を描いてなかったかもしれない……と、この名画が生まれた経緯にも触れ、レオナルド・ダ・ヴィンチの人となりを浮かび上がらせる。 盗まれて初めてその存在が認められ有名になったモナ・リザだが、どのように発見されて、ルーブルに帰還したのか、その陰に隠された現代美術の巨匠の秘密を暴きつつ、事件のあらましが語られる。 読みごたえのあるノンフィクション。

ユーザーレビュー

  • 消えたモナ・リザ

    Posted by ブクログ

    1911年8月21日、モナ・リザは盗まれ、世界一有名な絵になった。この本は、この盗難事件の捜査の様子と、モナ・リザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの人生を描き出すノンフィクションだ。

    全く異なる時代の捜査陣とダ・ヴィンチをつなぐのは絵画モナ・リザだけだったが、本を読み進むにつれ、ダ・ヴィンチがもっていた素質が事件を解く鍵だと理解できるようになるだろう。ノンフィクションだが、ミステリーの小説のように楽しめる作品だった。

    本の内容ももちろん面白いが、著者ニコラス・デイの書き方も面白かった。おかしみを生み出す言葉の使い方が秀逸で、何度も意表を突かれ、くすっと笑わされ、それが心地よかった。文章を読

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    2025年11月28日
  • 消えたモナ・リザ

    Posted by ブクログ

    モナ・リザ盗難事件が起きた1911年からの経緯とこの絵が描かれたルネサンス期のもろもろが織り合わされながら進んでいくノンフィクション。ゆかいな語り口でテンポ良く読ませる。
    ・レオナルド・ダ・ビンチにはやりたいこと、知りたいことが多すぎて、絵を描くことにはほとんど興味がなかった。
    ・この絵を依頼した人は結局、絵を手にしてない。
    ・依頼者の家から直径300mの範囲にラファエロ、ミケランジェロ、ボッティチェリの家があった。
    ・ルネサンス期、女性にはまっったくなんの自由もなく、適齢期(15歳ぐらい)に持参金をたっぷり持って結婚できなければ、あとは修道院に入るしかなかった。(それって貴族階級かな? 庶民

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    2025年10月05日
  • 消えたモナ・リザ

    Posted by ブクログ

    1911年にルーブル美術館から盗まれたモナ・リザ。その顛末と、ダ・ヴィンチがモナ・リザを描いた経過が、交互に描かれている。
    児童書としての出版なのだが、普通に大人が読んでおもしろい。それが、フィクションではないことが不思議なくらい面白い。
    有名人が、いっぱい登場します。

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    2025年11月10日
  • 消えたモナ・リザ

    Posted by ブクログ

    20世紀のモナ・リザ盗難事件とレオナルド・ダ・ヴィンチの人生を追っていきます 訳者あとがきに「著者の丹念な調査と豊かな想像力によって創り出された…」とありますが、歴史や世界の見方が広がるような気がします

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    2025年09月21日

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