ニコラスデイの作品一覧
「ニコラスデイ」の「消えたモナ・リザ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ニコラスデイ」の「消えたモナ・リザ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1911年8月21日、モナ・リザは盗まれ、世界一有名な絵になった。この本は、この盗難事件の捜査の様子と、モナ・リザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの人生を描き出すノンフィクションだ。
全く異なる時代の捜査陣とダ・ヴィンチをつなぐのは絵画モナ・リザだけだったが、本を読み進むにつれ、ダ・ヴィンチがもっていた素質が事件を解く鍵だと理解できるようになるだろう。ノンフィクションだが、ミステリーの小説のように楽しめる作品だった。
本の内容ももちろん面白いが、著者ニコラス・デイの書き方も面白かった。おかしみを生み出す言葉の使い方が秀逸で、何度も意表を突かれ、くすっと笑わされ、それが心地よかった。文章を読
Posted by ブクログ
モナ・リザ盗難事件が起きた1911年からの経緯とこの絵が描かれたルネサンス期のもろもろが織り合わされながら進んでいくノンフィクション。ゆかいな語り口でテンポ良く読ませる。
・レオナルド・ダ・ビンチにはやりたいこと、知りたいことが多すぎて、絵を描くことにはほとんど興味がなかった。
・この絵を依頼した人は結局、絵を手にしてない。
・依頼者の家から直径300mの範囲にラファエロ、ミケランジェロ、ボッティチェリの家があった。
・ルネサンス期、女性にはまっったくなんの自由もなく、適齢期(15歳ぐらい)に持参金をたっぷり持って結婚できなければ、あとは修道院に入るしかなかった。(それって貴族階級かな? 庶民