髙橋碁飯の作品一覧
「髙橋碁飯」の「ダイダラ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「髙橋碁飯」の「ダイダラ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
孤独を埋める仲間との日々。ここで埋まった喪失が、埋めてくれた人たちが奪われたり、離れたり、裏切られたりして、大太郎の孤独がより深い闇の中へ堕ちてゆくのかしら、なんて黒いことを考えてしまう。
先々の展開をなんとなく予想しながら読むのですが、ついつい暗黒面を想像してしまうのは、自分の悪い癖であると自覚はしています。
だって、その先の、一寸先の闇を超えた光があるから、あると願っているから物語の魅力になっていると信じているからです。
暗黒面から戻れずに、徒花みたいな立ち位置になってしまって処理される、という展開は、あまり好きではないんだよなぁ。
そんなことを考えながら読んだ「ダイダラ」2巻。今後
Posted by ブクログ
サイバーパンク妖怪アクション漫画の「ダイダラ」。
舞台は近未来なんですが、何というか『怪物事変』みがありますな。
主人公の意思が空っぽではなく、ちゃんと目的意識があるのが違いではあるし、自分の異能についての向き合い方とかも全然違います。
でも、異能をもつ故に社会に馴染めずにいた個人が、仲間?や友人?との関係性で、新たな自己を構築し社会と繋がり、その先の生きる目的を見出してゆく、というのは同ジャンルの構成だと思います。
空っぽな夏羽と違って、大太郎はため込んだものがあるのですが。
空っぽではないか。感情の表現が希薄すぎてそう見えるだけだもんな夏羽は。
帯の煽りはだいぶ大上段に構えたもんだ、と