タイトルの通り、宇宙ビジネスに関する本
宇宙ビジネスに莫大な予算をかける価値があるのか
メモ
・宇宙ビジネス市場規模98兆円、世界全体の広告産業と同規模
・人工衛星の運用によって地上に還元されるサービスが一番儲かっている。
・人工衛星には三つある
通信衛星、測位衛星、地球観測衛星
・静止衛星 地球の大部分が対象だが遅延と通信速度に課題
遅延性 500ミリ以上の遅延。ゲームの場合30ms未満が必要
通信速度 オンライン会議では10Mbpsが必要
・スターリンク 遅延25ミリ秒、速度上り25Mbps
スペースエックスは2兆円の売上、山、海といったこれまで電波の届かないところへも通信サービス
・測位技術で重要なのは電波の速さと時間
・GPS開放の歴史。グローバル基盤という政治カード、商業利用
・GPSは30機に対し、みちびきは11機 アジアと日本をカバー
数cm誤差で補足可能 都市部や山間部の誤差縮小
災害時の情報提供機能
現状は4機体制
・一次産業で特に活用が活発
・宇宙輸送の市場規模は20年の1.2兆円から40年には16兆円まで拡大想定
・東と南が海であることはロケット発射上有利。
地球の自転利用できたり、南北では地球観測衛星の利用軌道への輸送でメリット
オーストラリアも国として推進
・宇宙旅行は3種類
宇宙飛行士も滞在するissへの宇宙旅行
issへの滞在はしないがロケットで宇宙空間で打ち上がり、宇宙船内で数日間滞在、宇宙遊泳も経験して、地球に帰還するもの
数分缶の無重力を体験できる小旅行
・ヴァージンギャラクティック 新型宇宙船開発中26年、毎月8回の宇宙旅行の計画
・PDエアロスペース 1人3000万円、5人乗客で228回年間打ち上げ、売り上げ300億を見込む
・宇宙ゴミ対策
除去、リサイクル、ださない、監視把握
・宇宙空間通信ネットワーク
だいち4号、光衛生通信1.8Gbps
・宇宙保険
打ち上げ前保険
打ち上げ保険
寿命保険
宇宙賠償責任保険
・think space life
宇宙軌道、微小重力、閉鎖隔離環境、リソース制約
・宇宙における食生活の改善が地上の生活を変える可能性
・宇宙ステーションの後継支援
ブルーオリジンかボイジャースペース陣営
アクシオムスペースは商用居住モジュール建設
・三井物産 アクシオムスペース 日本低軌道社中
三菱商事、ボイジャースペースとエアバスの合弁会社star labと戦略的なパートナーシップ
兼松、シエラスペースと業務連携
・小惑星探索、プラネタリーディフェンスという領域
インパクト、レーザー、核などで対応検討
・2029年4月13日に直径340mの小惑星アポフィスが地球に接近する
・宇宙太陽光発電システム 高度7000メートルを飛ぶ航空機から送電する実験成功24年12月
25年にも宇宙から送電実験?