江渕崇の作品一覧
「江渕崇」の「ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「江渕崇」の「ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2018年・2019年ボーイング最新鋭旅客機737MAX連続墜落事故とそれに起因する経営危機をもたらしたものは何か?
ボーイングはかって「技術力」「品質の高さ」「進取の精神」で知られていた。
今日、ボーイングは資本主義・株主主権に屈服した。
その結果、短期利益至上主義はかって誇った企業文化を蝕み長期的な企業価値を劣化させた。
その究極は事故と経営危機で、取り返しがつかない。
米国の資本主義は「株式至上主義」に変質に、世界経済をどこに導いていくのか?
2026年AIを起爆剤とした特定企業の株式時価総額はまさにビッグバンの様相であるが、その行く末は判らない。
日本の経済・株式市場もまさにその共犯に
Posted by ブクログ
気が早いけれど、今年のベストノンフィクションになるかもしれない。ボーイングの連続墜落事故の原因究明を丁寧に行い、強欲な株主資本主義にその原因があることを突き止める。株価や収益の数字に囚われ、技術や安全を疎かにさせる。
これは日本にとって対岸の火事ではない。アメリカのあとを追い、株の国へと変わろうとしている。東芝の解体も行き過ぎた株主資本主義の結末だし、不正の続くトヨタにも疑念を抱いてしまう。本書は日本のこれからのあり方をも考えさせる。
ジャーナリズムに失望し、TVも見なくなり新聞も事実を追うだけになっていたが、江渕さんのような気概を持ったジャーナリストがいることを知れて嬉しくなった。読後に
Posted by ブクログ
飛行機好きが嵩じて会社を設立し、より良い飛行機を作ることだけを目指し、ある問題に対して社内で解決策を持ち寄りすり合わせることでより良い策を導き出す「課題解決文化」に溢れた組織だったボーイングが、GEのジャック=ウェルチの薫陶を受けたウェルチ・チルドレンたちが持ち込んだ「株主資本主義」によりもの作りの本質を忘れ、利益+配当至上主義に陥り、旅客機製造会社として最も大切な安全性を疎かにしていく姿が克明に描かれる。
経済学者フリードマンにより提唱されウェルチによって実践された株主資本主義の行き着く先は、GEやボーイングの凋落にみるように、株主利益すら軽視し、経営陣が経済的果実を独占する「Greedy