ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う―

ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う―

2,420円 (税込)

12pt

4.1

2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで、ボーイング社の旅客機737MAXが立て続けに墜落した。事故後、墜落原因となった新技術の存在を同社が伏せていた事実が判明する。なぜアメリカを代表する企業は道を誤ったのか? 株主資本主義の矛盾をあぶり出し、日本経済の行く末を問うノンフィクション!

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ボーイング 強欲の代償―連続墜落事故の闇を追う― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    気が早いけれど、今年のベストノンフィクションになるかもしれない。ボーイングの連続墜落事故の原因究明を丁寧に行い、強欲な株主資本主義にその原因があることを突き止める。株価や収益の数字に囚われ、技術や安全を疎かにさせる。

    これは日本にとって対岸の火事ではない。アメリカのあとを追い、株の国へと変わろうと

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    株式市場に飲み込まれる現実と、身近な現象が近くて恐怖を覚えた。
    短期的な視線ではなく、中長期的な視線がとても大事だということを再確認できた。

    0
    2025年05月04日

    購入済み

    ボーイング

    ボーイングの事故をきっかけに資本主義への探究を促す。事故の真相は、信じられないことの連続で夢中で読んだ。

    #タメになる

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    飛行機好きが嵩じて会社を設立し、より良い飛行機を作ることだけを目指し、ある問題に対して社内で解決策を持ち寄りすり合わせることでより良い策を導き出す「課題解決文化」に溢れた組織だったボーイングが、GEのジャック=ウェルチの薫陶を受けたウェルチ・チルドレンたちが持ち込んだ「株主資本主義」によりもの作りの

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    ボーイング社は、エアバス社の小型旅客機に対抗するために、かつ新規機種の開発コストを避けるために従来機の737を改造して737MAXという旅客機を開発した。従来はエンジニアリングと品質に重きをおいていたボーイング社だが、アメリカ流の株主利益を最大化させる経営方針のために設計力、品質管理がおろそかになっ

    0
    2025年03月11日

    Posted by ブクログ

    キャッシュ最優先の歪んだ方針はなぜ生まれたのか。安全を軽視した経営体制を批判するノンフィクション。米国の企業体質や日本の在り方にも言及し私たちに疑問を投げかける。事故を起こせば全てが無に帰する運輸業は安全と利益の追求というバランスを常に保たねばならない。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    B3MAXに纏わるボーイングの話、というよりはボーイングの変節を題材に新自由主義の問題点を語る、といった一冊。
    新聞連載記事がベースなこともあり、専門的な話が分かりやすく展開されているが、一連のB3MAX問題の描写としてはやや物足りない印象。
    ボーイングについては「迷走するボーイング(並木書房)」に

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    株主資本主義が崇められた挙句、短期に利益を上げるために目の前のコストカットだけに汲々とし、技術に担保されないゴミに客を乗せて墜落させて殺害し、なおも保身に汲々とした挙句、会社を潰そうが、誰に迷惑かけようが、自分だけ目も眩むような報酬を得て反省一つできない人たち。

    米国ってそんなだと思ってたが、GE

    0
    2025年04月02日

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